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zoom RSS 「合唱団この灯」演奏会D

<<   作成日時 : 2010/03/03 07:01   >>

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5月4日、江東区・「ティアラこうとう」で開かれる「合唱団 この灯」の大演奏会について本ブログでこれまでに4回お知らせしてきましたが、アクセス数200を超えるほど好評を博しています。それにつけて「合唱団 この灯」というのはどのような合唱団? という問い合わせも多数寄せられていますのでここで御紹介します。

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いのちと平和の輝きをメッセージしつづける    「合唱団 この灯」の紹介

 カンタータ「この灯を永遠に」と

   「合唱団 灯」の誕生


 「合唱団 この灯」(旧この灯を永遠に合唱団)は、1991年5月、カンタータ『この灯を永遠に』を歌う合唱団として発足しました。

 この作品は、1945年被爆後の広島の焼け跡から“原爆の火”を福岡県の故郷星野村に持ち帰り、23年間にわたって灯し続けた山本達雄さんの半生をうたい上げたものです。”火”はその後村に引き継がれて灯され続けています。

 敬愛する叔父や同胞を焼き殺した憎いアメリカにいつかこの“火Wで報復してやるという“恨みの火”として灯し続けていた達雄さんでしたが、長年の葛藤の末、恨みそのものはたとえ無くならなくとも、武力や戦争という手段に訴えたら、結局自分の子どもや孫たちの代が苦しむことになるのだと思い至り、以後“平和を祈り、誓う火”として、この“火”を灯し続けていくことを決意したのでした。


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 1988年“原爆の火”が全国をリレーして国連軍縮特別総会に運ばれたのを機に、平和を誓い合うシンボルとして分火し灯し続けようという人々によって、90年には上野東照宮境内に、長崎の原爆瓦から採った火と合わせ、“広島・長崎の火”として永遠に灯し続けられることになりました。

 この上野東照宮境内に“火”を灯す運動の中から生まれたのが、カンタータ『この灯を永遠に』です。“火”に込めた山本達雄さんの思いをぜひ合唱作品にして歌い広めたいという願いを受けた音楽家の安藤由布樹氏が、山本達雄さんから直接話を伺いながら、四人の独唱と重唱、それに大合唱と語りを織り交ぜた、全10曲、55分の合唱作品として完成させました。


 カンタータ「この灯を永遠に」の演奏過程

 何よりもまず、この作品の故郷でもあり、山本達雄さんのいる星野村で聴いてもらおうと、3ヶ月の集中的なレッスンを経て、1991年8月に近くの合唱団員による星野村公演が実現しました。

 その後、原水爆禁止世界大会開会総会(92年)、日本母親大会全大会(92年)、日本のうたごえ祭典大音楽会(93年)での演奏をはじめ、東京都内や千葉、神奈川でも演奏を積み重ねていく中、94年には沖縄公演も実現しました。
この間、広島、新津、福岡などでも地元の合唱団がカンタータ『この灯を永遠に』を演奏しています。そして、2001年3月、初演以来10年ぶりに星野村での演奏が実現し、村の方々との交流も深まりました。


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 さらに、安藤由布樹氏が『この灯を永遠に』の改訂版を執筆し、2003年1月、100名余りの合唱団員でその初演コンサートを東京で行いましたが、星野村から藤崎村長がわざわざ聴きに来て下さいました。2005年8月には合唱団の優志20名が他の合唱団の仲間とともに星野村を訪ね、村の平和音楽会でも演奏したり、小中学生と歌い交わすなど、一段と絆を強めました。

  「合唱団この灯」の活動の歩み
 
 「合唱団この灯」は、“平和と命の尊厳”をメッセージする合唱団として、カンタータ『この灯を永遠に』の他にも国内外のいろいろな作品に取り組んできましたが、中でも東京大空襲をうたったカンタータ『いま この街に生きている君たち』(高岡岑郷作詞・安藤由布樹作曲)、被爆はまゆうをうたった『ああ海よ沖縄よ』(江森百合子作詞・藤村記一郎作曲)、米軍のアフガニスタン攻撃で苦しむ少年たちの思いをうたった『ぼくの声をきいて〜アフガニスタンより〜』(江森百合子作詞・慶野未来作曲)など、私たちの合唱団のオリジナル作品も多数生みだし、大切に演奏してきました。

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 そして、東京大空襲並びに被爆60周年となる2005年には、東京大空襲をうたった『燃える川』の演奏(3月21日第一生命ホール及び5月20日大田区民プラザホール)をはじめ、東葛合唱団はるかぜと千葉合唱団がそれぞれ定期コンサートと初協演したカンタータ『合唱団この灯』にも団を挙げて協力し、成功させました。


 2006年には、私たち「合唱団この灯」は、葛飾の人々と共につくりあげた『すべてのいのち輝いて音楽祭』(8月26日;かつしかシンフォニーヒルズ)で、初のオーケストラとの協演による『この灯を永遠に』に取り組みました。

 このように私たちは、山本達雄さんが自らの生涯をかけて示してくれた「灯の心」(武力による報復の悪連鎖を断ち切り、「人は皆、一個の地球に住む家族たい!」という人類共存・共生の哲学)をしっかりと引き継ぎ、音楽によって世界中にメッセージするために、これからもカンタータ『この灯を永遠に』をはじめ生き高く歌い広めていきたいと考えています。

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