満州っ子 平和をうたう

アクセスカウンタ

zoom RSS 戦後70年 「平和の俳句」 東京新聞 −35−

<<   作成日時 : 2015/08/30 06:10   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

年初来続いている東京新聞の毎日掲載「平和の俳句」もこのブログに連載すること今週で35週目に入った。例によって冒頭の一句は28日の著名人の句を紹介しよう。五人の中から女優で作家の中江有理さんに登場願おう。

画像
     戦いの跡を伝える百合の花
          女優、作家・中江有理
 

 戦後50年だった20年前、沖縄戦に看護要員として従軍した女子学徒らを描いた映画「ひめゆりの塔」(神山征二郎監督)に、学徒の役で出演しました。1カ月の沖縄ロケは、大瀬の学徒が夜、暗い中を移動中に爆撃に遭うシーンなどもあって過酷でした。撮影だと分かっていても爆発する瞬間は怖くて、実際の戦闘の恐怖はどれほどだったのでしょう。
       伝え続けることが大切 
 今年7月、ひめゆり平和祈念資料館が企画した戦跡めぐりに参加し、学徒たちの足取りをたどりました。陸軍病院の分院となった糸数アブチラガマは自然の洞窟で、真っ暗なうえ平らな場所もなく、たえず水がしたたり落ちてきます。引率者がいても恐ろしく、学徒たちはどうやって治療をしたのだろう、よく耐え抜いたなと思いました。
 沖縄にはテッポウユリが自生していて、今回も訪ねた戦跡には必ずユリの花を供えていきました。そして、体験を伝えようとする元学徒の皆さんは、すっくと存在感を示して咲く時生のユリの姿に重なりました。
 戦争を伝えることは、歳月とともに人々の感覚が薄れ、難しくなっていると思いますが、続けないとだめ、伝え続けることが大切なのだと思います。(聞き手・矢島智子


知るほどに沖縄抱きたし母子草 清水 隆子(71) 愛知県弥富市 2015・8・23

】<金子兜太>軍隊のほかに島民十数万人が犠牲になった今次大戦の沖縄。いまも軍事基地で苦しむ沖縄、と知れば知るほど抱きしめてやりたい。

学問は平和の知性無明の師 津田 益生(74) 東京都八王子市 2015・8・24

】<いとうせいこう>学者を素人呼ばわりし、品格に欠ける人々が学問を馬鹿にする恐ろしさ。 <金子兜太。学問は真の(平和の)知性のもの。迷妄の徒を蔓延らせるな。

今程の平和でいいと蟇 後藤 洋一(72) 愛知県東海市 2015・8・25

】<金子兜太>のそのそと蟇ほど平和なものは少ない。蟇お墨付きの平和を大事に。 <いとうせいこう>蟇に言わせるユーモア。賢人としての、うるさがたとしての鮭一匹。

大揚羽地球の端にゐて平和 三ツ山 寛(80) 福井市 2015・8・26

】<いとうせいこう>揚羽蝶がとまる花びらに地球の端を見る。人類の愚考が見えてくる。 <金子兜太。大揚羽は地球の端にいても、優雅に舞い平和そのもの。人間もそうありたい。いて

萎えし手にあなたの名前を書く平和 大久保 巳司(62) 愛知県設楽町 2015・8・27

】<いとうせいこう>不思議な一句。萎えし手は私のものか、あなたのものか。なぜあなたの名を記すのか。名前を手に書く安寧の官職だけが伝わる。

九条で地球まるごと包みたい 金田 恵美子(58) 愛知県稲沢市 2015・8・28

】<金子兜太>「戦争放棄を定めた平和憲法の理念を全世界に発信したい」と作者は言う。いまの政府は全く逆のことをやろうとしている、とも。

改憲という声開戦に聞こゆ 米沢 寿浩(62) 名古屋市瑞穂区 2015・8・29

】<金子兜太>その通り。九条で集団自衛を認めるのは戦争を認めること。 <いとうせいこう>素直な一句と見えて、奥に潜む怒りやおそれや皮肉は複雑である。 

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
戦後70年 「平和の俳句」 東京新聞 −35− 満州っ子 平和をうたう/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる