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zoom RSS 満州・公主嶺小学校同窓誌 エピソード −13−

<<   作成日時 : 2015/09/14 06:48   >>

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我が家(浅野醸造)に、八路軍の騎兵隊が入ってきたことがある。暴徒に追われた日本人の避難したあの酒倉(ロシアの劇場跡)に厩舎となった。酒倉はいつもほのかに酒の馨りを漂わせていたものだが、たちまち馬と飼い葉の匂いに消されてしまった。
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     八路軍騎兵隊が駐留
           浅野兼迪(40回生)


 元騎兵大尉であった祖父兼右衛門が生きていたら、なんと言っただろうか。馬のいななきと足音で、それは賑やかな毎日だった。八路軍の馬は足も首も短い。馬の交尾を何度か見た。
 ある日、泰平橋をスタートとして、鮫島通りで騎兵隊の競馬大会があった。沿道には大勢の中国人が出て、喚声をあげていた。八路軍の兵隊による競馬大会は迫力があって、いつまでも飽きずに見物していた。
 国府軍の米国製飛行機が度々飛来して、爆弾も落とされだした。倉の屋根裏から飛行機がよく見えたので、恐る恐る爆撃を眺めていた。
 八路軍が去るとき、貸していた電気コンロを返し、使った部屋をきれいに片付けていった。そして公主嶺のシンボルであった給水塔を爆破(昭和21年5月21日)してしまったのである。

泰平橋から鮫島通り】1987年、訪中団写す
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