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zoom RSS 戦後70年 「平和の俳句」 東京新聞 −38−

<<   作成日時 : 2015/09/20 06:39   >>

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本ブログに転載の東京新聞・「平和の俳句」も今回で38周目に入った。寄せられる人の年齢層も多彩になってきた。高齢者はもとより20〜30代、若年層からの投稿句も多数みられ、その1句、1句に感嘆する。さて、恒例により先ずは女優の富士真奈美さんが詠んだ句を紹介しよう。

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渋谷燃ゆ甲子園燃ゆ高校生  富士真奈美 

 幼いころ住んでいた静岡県清水村(現清水町)の家には祖父が作った真空管のラジオがあって、玉音放送のときには近所の人がみんな聞きに着ていました。そのときの光景を詠んだ句が「ラヂオ聴く大人ひまわり群れて哭(な)く」です。大人はひれ伏して号泣しているけれど、私は何で泣いているのか不思議で、台所の入り口でずっと立ってみていました。庭にはひまわりがいっぱい咲いてて、ものすごくいい天気でした。
   瞬間の若い力を見たい
 
 終戦のころ、私は栄養失調で「この子は死ぬ」と言われたくらいやせ細っていました。食べられるものは何でも食べたけど、平和って子どもが飢えていないことですよ。
 この夏、五千人の高校生が渋谷で安保法案に抗議するデモをしたのを詠んだのがこの句です。私は野球でもサッカーでもテニスでも、若いアスリートたちの瞬間瞬間にかけるエネルギーを同時代に生きて見ていられるのがとても幸せなの。海外の試合で時差があっても、ありがたくて見逃せないくらい。だから、新国立競技場の工費が2500億円というのを聞いたときは、そのうちのちょっとでも選手に回してくださいって思ったんですよ。(東京新聞・聞き手ー矢島智子) 
 

白球追う僕達は平和真っしぐら 渡辺雄一(75) 静岡県御前崎市 2015・9・13

】<金子兜太>野球は平和でなければできない。白球を追う僕たちは平和を体いっぱい貰っているのだ、とお孫さんは明るい。声も大きい。

どの畦(あぜ)のどこ曲がっても平和です 島田章平(68) 高松市 2015・9・15

】<金子兜太>童謡のようにこころに染みてくる。田のように広がる平和。 <いとうせいこう>そうであった日本が消えてしまう。私たちの豊かさは一気に奪われる。

三才の国民つれてデモに行く 野村さやか(43) 石川県白山市 2015・9・16

】<いとうせいこう>絵本作家の野村さんは、3歳の子供もまた国民だと思い出させてくれた。 <金子兜太。「3才の国民」が愉快。作者の諧謔(かいぎゃく)で戦争反対のデモがさらに膨らむ。

平和とは踊子草の白さかな 津田正義(76) 茨城県鹿嶋市 2015・9・17

】<いとうせいこう>シソ科の小さな花が群生する。時に白いそのつつましい花の中に、心の安寧、現実の安らかさの象徴を見る。人々の暮らしを見る。

九条や風の宮から揚羽蝶 野崎憲子(61) 香川県さぬき市 2015・9・18

】<金子兜太。風とともに揚羽蝶が吹き送られてくる伊勢神宮の外宮別宮。その爽やかさこそ九条。 <いとうせいこう。あらわれる蝶と、それが乗る風は人間と時代のようだ。まさに詩。

補聴器で蝉の声知る平和かな 坂部登美男(86) 三重県四日市 2015・9・19

】<金子兜太>補聴器を着けたら蝉の声が聞こえてきた。86歳の作者は、ああ、ありがたいなあ、へいわだなあ、とおもう。夏の暑さも何のその。

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