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zoom RSS 満洲・公主嶺小学校同窓誌 エピソード −22−

<<   作成日時 : 2015/09/26 06:56   >>

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吉林発の引き揚げ貨物列車は長春を通過し、公主嶺駅の泰平橋下をゆっくり南下した。昭和21年9月7日の真夜中であった。公主嶺は私が初めて満洲の土を踏んだ所である。

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   今再び彼の地を訪れ
         山本清寛(35回生)
 

 敷島台が近かったので、よく遊びに行った。早春のタンポポ、初夏のアヤメがきれいだった。楡の大木には大きなサルノコシカケが沢山あり、また大木の根元が焼けて大きな洞穴になっているのがあった。瘤取り爺さんの鬼はこんな所にいたのではないか、と幼心をはずませたものである。
 中央のあたりに戦車訓練用の橋や三角形の小さな山があり、よく登った。大相撲もここで開かれた。
 双葉山一行が来た時、父母より「2時間目が終わったら、先生に断って早退するように」と言われたが、なかなか言えず、3時間目の初めにやっと先生に言って、帰ったことを思いだす。
 再び来られるとは夢想だにしなかった公主嶺の泰平橋下のホームに、私はたった。36年後の昭和57年8月15日午前6時のことである。
    
    満州の 土となりたる 父母しのび
          われ いま 訪れん 訪中の旅


公主嶺駅の標識】「写真集 満州公主嶺」131頁より(杉田芳雄さん撮影)
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