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zoom RSS 戦後70年 「平和の俳句」 東京新聞 −36−

<<   作成日時 : 2015/09/06 06:34   >>

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東京新聞が年初来、連日朝刊一面に掲載し、大方の好評を得ている「平和の俳句」。本ブログでは欠かさず転載しています。掲載方法は週1回、毎週日曜日に取り入れ、今回は36週目を迎えました。例により著名人推薦の一句をまずはご紹介しましょう。
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   八月の光は粗き忘られず
            写真家・浅井 慎平

 
 終戦は疎開先(今の愛知県春日井市)で。国民学校の二年生だった。強い日差しに蝉の声ー。八月は全てが戦争に結びつく記憶で、毎年特別な思いが浮かびます。直接戦争に出かけたわけじゃないけれど、言葉にならない戦争の悲惨さ、残酷さを子どもなりに見聞きしているから、軽くは話せない。膨大な命の犠牲の上に平和がある。重いですね。その重さを忘れてはいけない。
    今の平和は犠牲の上に 
 どんな理由があっても戦争はするもんじゃない。戦争に正義なんてない。世界が戦争に陥る危険があるならば、戦争する側に加担するのではなく、どうやって止められるか、その話を一番できる立場にいるのが日本だと思う。前の戦争であれだけの犠牲を払って、しかも他国の人を巻き込んだ歴史があるわけですから、気の遠くなるような大変な話だけど、「人を殺めてはいけない」という人として絶対必要な崇高な理念を、日本は世界に向けていかなくてはいけないと思う。
 自分と同じひとが世界にいるのだということ、世界のどの命も自分の命と同等だという想像力が必要。自分の命が助かっても誰かの命は助からない、それは絶対いけないと思わないと、平和は手に入らない(聞き手・野村由美子


若者に武器より強い夢持たせよ 小倉 亜希(18) 東京都中野区 2015・8・30

】<いとうせいこう> まったくだ。夢を与えられぬから戦を目指す。デモのコールにもいい。 <金子兜太>男の学友は武器を持ちたがる。しかしもっと強く深い夢を。

青空よ語り部と共に去りゆくな 小池 海人(19) 東京都杉並区 2015・8・31

】<金子兜太>語る人がいるうちは、戦争の残酷さ無意味さが伝わるが、いなくなったら分からない。いつまでも戦争の悪を語り継ごう。

専守防衛これしかないんだ栗の花 丹羽 俊昭(81) 愛知県犬山市 2015・9・1

】<金子兜太>集団自衛へのすり替えは危ない。栗の花の強い匂いもその警句。 <いとうせいこう>強い思い、祈り、願いが気迫として伝わる。そこに生命力の花を置く。

向日葵や兜太の文字のプラカード 真鍋倭文子(67) 岐阜市 2015・9・2

】<いとうせいこう>「アベ政治を許さない」という気迫に満ちた文字は選者・金子兜太氏の文字だが、あらゆる場所でこのメッセージは咲き誇っている。

九条は全戦死者の御霊なり 倉橋 千弘(76) 浜松市西区 2015・9・3 

】<いとうせいこう>死者から賜ったことを次の生者につなぐのは、今生きる我々の責務。 <金子兜太>数百万におよぶ戦死者の霊魂が憲法九条を生んだのだ。忘れるな。

民民民鳴くや夏蝉シュプレヒコール 松下 大樹(24) 東京都西東京市 2015・9・4

】<金子兜太。鳴き合う蝉の声が「蝉時雨」。それを民民民と聞くとは、さすがに大学院生。民主主義の、へいわのたいせつさをいつも考えているのだ。

桃ひとつ買って平和を祈りつゝ 稲本八重子(80) 愛知県江南市 2015・9・5

】<金子兜太>日常のささやかなことが平和のありがたさを伝えてくれます。これが大事。 <いとうせいこう>ありとあらゆる行為のうちに、平和への祈念をこめることができるのだ。

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