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zoom RSS 「斉藤美奈子に期待する」 東京新聞「大波小波」

<<   作成日時 : 2015/11/10 07:11   >>

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東京新聞が夕刊の文化欄に掲載するコラムの「大波小波」を時おり見ている。5日付表題の論評に興味を引かれた。それは、朝刊の「本音のコラム」での痛快な社会時評を展開している文芸評論家の斉藤美奈子さんの名に目がとまったからでる。

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 斉藤美奈子が社会時評『ニッポン沈没』(筑摩書房)を出した。原発や安倍政治、格差、戦争などの諸問題をそれぞれ関連書三冊を挙げて鋭利な切れ味で論じている。震災文学では高橋源一郎、木村友裕などの小説を紹介し、3・11の本質に迫る。いとうせいこうの『想像ラジオ』の芥川賞落選には「『蛮勇』をふるって(略)受賞させ」るべきだったと批判する。
 東京新聞の「本音のコラム」では舌鋒鋭く権力に迫り、その痛快さに愛読者も多い。『妊娠小説』『紅一点論』では、視点の確かさを披露した。これからはそうした才能を生かし、ぜひ震災文学論や安保法成立をふまえた現代戦争小説論、ディストピア文学論などのテーマでまとまった文芸評論を執筆し、世に問うてほしい。内面の過剰さが溢れるような彼女の文学論は、偏狭な政治の世界の言説に勝てるだろう。文学の言葉は深く豊穣だからだ。そうなれば、感度の鈍い文芸ギョーカイも動くはずだ。
 したたかな詩人谷川雁は「大衆に向かっては断乎たる知識人であり、知識人に対しては鋭い大衆」として生きる道を歩んだ。斉藤も庶民の顔をしながら、しなやかに文学の場で鋭い一撃を加えましょう。もちろんコラムにも期待しているけどね。
黒一点
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