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zoom RSS 戦後70年 「平和の俳句」 東京新聞 −44−

<<   作成日時 : 2015/11/01 08:22   >>

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「平和の俳句」まだ続けます。今回でシリーズ44週目に入った。10月の最終回だからあと2カ月だ。ここまできたら「よし、やるぞ」と、気持ちを新たにする。さて、恒例の冒頭の一句は22日付の特集「一句に込めた体験・思い」の中から次の句を。

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     戦話わが師も敵かと幼子の泣く
          樋口真弓(33) 埼玉県朝霞市
 

 この夏、小学一年生の息子に太平洋戦争のことを尋ねられた。朝霞には戦後、米軍基地があり、「昔、ここはアメリカだったんだよ」と聞いたことから関心を持ったらしい。日本が米国と戦って負けたと説明していると、そばにいいた五歳の娘が「ジェイ先生は敵なの?」と泣きだしてしまった。。ジェイ先生とは米国から来た幼稚園の英語の先生で、娘は「みんな仲良しがいい」と言う。自分の幼少期に比べて外国人と接する機会が増え、身近なレベルで戦争をとらえるようになっていることを痛感した。



四姉妹今は昔の雑炊談  間宮よし子(77) 岐阜県関市 2015・10・25

】<いとうせいこう>集まれば女性たちの話になる。戦時のひもじさ、耐えた日比の思い出。民がひもじい思いをして勝てるはずもない。

似島(このしま)を緑豊かに九条守る 加藤 和彦(58) 名古屋市中村区 2015・10・26

】<金子兜太>広島市の南、瀬戸内に浮かぶ似島は、被爆した「ヒロシマ」の深いキズ痕を残す。いまは深々と九条を守るのみ。

山や川戦中は台無しだ 竹内 健(17) 石川県野々市市 2015・10・27

】<金子兜太>「台無しだ」が率直。あっさりした書き方だが、これはひびく。 <いとうせいこう>国破れて山河ありというが、それまでの苦しみがあり、山河の豊かさは消える。

凝視せよ薄暗がりへ続く道 長沼 道郎(41) 横浜市泉区 2015年10・28

】<いとうせいこう>不気味な時空間への恐れと警戒。我々に凝視を誘い、対象をこそ恐れさせることを促す。渡辺白泉の一句とも照応する。

鉦叩(かねたた)きあまねく平和を呼び起こせ 荒木田桂子(70) 金沢市 2015・10・29

】<いとうせいこう>秋の虫たちがあらゆる場所で声を響かせる。大地の力を呼んでいる。 <金子兜太>秋の虫のなかでも鉦叩きの音は美しい。平和を呼びおこしているようだ。

秋刀魚焼く匂ひのなかにある平和 前出ひろみ(54) 三重県松阪市 2015・10・30

】<金子兜太>「なかにある平和」に、漁業に従事している人の心情がこもっている。 <いとうせいこう>あらゆる現象、景色、記憶の中に偏在する平和。奪うべきでない安寧。

妹と一緒に空を見ていた午後 東出 涼花(13) 石川県加賀市 2015・10・31

】<金子兜太>静かな午後、ぼけーと空を。見ていた。ただそれだけのことのようだが、その時間が大事なのだ。二人立つ姉妹を囲む茫たる平和。 

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