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zoom RSS 戦後70年 「平和の俳句」 東京新聞 −50−

<<   作成日時 : 2015/12/13 05:24   >>

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今年も師走。ブログでの「平和の俳句」シリーズも50週目に入った。来年1月掲載分の選考会が8日、東京新聞で行われ、選者の金子兜太、いとうせいこうさんにより3464通の応募作品のなから掲載句が選ばれた。選者の二人はそれぞれ次のような感想を述べている。

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      若者も気取らず 金子さん
    ハラハラさせて  いとうさん

 
 選者の二人は、1年を経て俳句としての水準が安定してきたと評価。来年に向けて、金子さんは「下手でもいいけど、直感の俳句を待っています。若い子も気取らず、若者の言葉で詠んでくれればいい。来年も冒険しては蘭を巻き起こしてほしい」と呼びかけています。

 いとうさんは「俳句らしいのが増えたのはとてもうれしいけれど、こしらえないで率直に思ったことを気後れせず、どんどん出してほしい」と要望。「僕らをハラハラさせてください」と期待を寄せた。



心天突いて飛び出す平和かな エ山 節子(85) 津市 2015・12・6

】<いとうせいこう>「ところてん俳句」はユーモラスだが、ここには同時に安心感も。 <金子兜太>突かれてスーップルブルと出てくる感触は確かに平和。それに親しむ八十五歳。

戦前に似たる闇とか末枯(うらが)れて 大井公夫(69) 岐阜県大垣市 2015・12・7

】<金子兜太>69歳の作者は「戦前」を知らないが、体験者の話は聞いている。「15年戦争」といまでも言われ、真冬の山野と同じだった。

民の声載せて新聞今朝も来る 山浦 善貞(77) 東京都多摩市 2015・12・8

】<いとうせいこう>「平和の俳句」がいったん終了と聞いて作ってくださったそうだ。継続を祝した五七五。まず朝刊のこのコーナーを見るという人多し。

忘却は許されざりし藷を掘る 吉田 喜弘(74) 岐阜県可児市 2015・12・9

】<金子兜太>藷を掘っている平和の今も、戦争の過酷を忘れること、許されるものではない。 <いとうせいこう>作業の間の無言、それは記憶を掘る真剣さをあらわしてもいるのだろう。

寒鴉(かんがらす)誰も彼もが大地の子 伊藤ゆかり(52) 愛知県岡崎市 2015・12・10

】<金子兜太>「大地の子」という言い切りに響きがある。鴉も誰も彼も、そして、自分も、しっかり寒中の大地に足をつけて、平和に生きるのだ。

真夜中に悲鳴を上げる父がいた 小林 礼子(70) 千葉県柏市 2015・12・11

】<いとうせいこう>中国へ兵隊として行った父が、何度か夢の途中に悲鳴を上げたという。作者は理由を聞けなかった。悲鳴の残響のような一句です。

足りる事知りて平和の代(しろ)を掻く 倉田 勝敏(77) 三重県鈴鹿市 2015・12・12

】<いとうせいこう>充実した暮らしに中で米を作る。田を平和の大地と感じることの新鮮さ。 <金子兜太>米の収穫も順調で、暮らしに不安もない。平和な田作りのありがたさよ。

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