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zoom RSS 新 満州・公主嶺小同窓誌 エピソード −17−

<<   作成日時 : 2015/12/23 07:23   >>

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昭和17年春、私は奉天皇姑屯(こうことん)国民学校から父の都合で公主嶺在満国区民学校2年生に転入しました。当時担任は吉田遠(とおる)先生でした。先生方の出征で3、4ヵ月で次々に担任が交代する時代でした。(427頁下段)

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     戦中っ子の学校生活
       中島敦子(旧姓神宮・39回生)


 学校では、隊列を組んで飛行場付近まで行軍したり、運動場で手旗信号を習ったり、勤労奉仕でお弁当を持って飛行場にヒマを植え付けに行ったりしました。
 紀元節や天長節には講堂に全校生徒が集まり、高い舞台の上で校長先生が教育勅語を読まれるときの光景は、一種独特のものがあったようです。
 そのころ「漲(みなぎ)る力だ満洲だ 大地と共に生きる子だ・・・・・・」と歌ったことを思い出します。

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 何もかも軍隊式で、隊列を組んで歌を歌ったり、「歩調とれ」の号令で歩いたりしました。
 学校の生き帰りも班毎に上級生の引率で行動しました。よく面倒をみてもらったお姉さまの平尾妙子さん(37回生)の名前は、忘れておりません。
 18年暮れだったかお隣に親戚の方が来られ、大きな犬も一緒でした。その犬に噛まれて頬の肉を失い治療に通った満鉄病院が思い出されます。



■四大節ー紀元節(2月11日)、天長節(4月29日)、明治節(11月3日)および1月1日(四方拝)はどのように儀式をとりおこなうか決まっていた。
 咳一つ聞こえないほど静まりかえった講堂、最敬礼、紫色の袱紗(ふくさ)をかけた木箱入りの教育勅語謄本、校長先生の白い手袋と訓話、式歌斉唱などを思い出す。「御真影」は公主嶺には明治天皇・皇后、大正天皇・皇后および今上天皇(昭和)・皇后の6枚があった。「おそれおおくも・・・・・・、かしこくも・・・・・・」ということばを聞くと、直立不動に姿勢を正さなければならない。写真を拝むのは新興宗教みたいだ、いったい本気かといわれるが、当時は子どもを見事にそう思わせ、戦争に巻き込んだ。
(同窓誌 377頁) 

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