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zoom RSS 新 満州・公主嶺小同窓誌 エピソード −7−

<<   作成日時 : 2015/12/04 07:12   >>

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4年生の秋の初めでしょうか。ある日誰かが「農事試験場の裏の方の農場のはずれに、ホオズキがたくさん生えている所がある」というので、話がはずみ、何人かで集まって採りに行くことになりました。(423頁下段)

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       農場でホオズキ探し
              工藤良子(36回生)

 
 農場にはいろいろな作物がありましたが、面白かったのはヒマワリ畠で、人の顔の何倍も大きくて、中にはちょっとさわると種がポロポロ落ちてくるのもありました。皆そり返っていて、それぞれ変わった表情でした。コウリャン畠は広くてどこまでも続いていました。穂が高い所にあって、見上げるようでした。
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 その日、目的のホオズキは探しても探しても見つからず、いつの間にか追っ掛けっこのようになり、ワーワー騒いで広い野原をただかけ回っただけでしたが、夢中で遊んでいるうちに夕方になってしまいました。遠出しているので帰りが大変でした。皆必死で駆けて沈む夕日と競争でした。
 それにしても、あの時沈む夕日の早かったこと。ふり返るたびに、ストン! ストン! と地平線に落ちるようでした。また真っ赤な夕日の大きかったこと、ギラギラ燃えているようでした。


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】上写真 公主嶺農事試験場の雄大な放牧地。左西島武郎描く「満州幻走」。

西島武郎(にしじまたけろう)1913(大正2)年東京に生まれる。昭和8年末公主嶺の独立守備隊に入隊、その後北満に転じ、2年後除隊とともにハルビンに。画帳を手に満州を駆けめぐる・戦後は東京に引き揚げ、画作に専念、この画は『満洲幻走』(山と渓谷社)の表紙を飾ったものか。(写真集 満州公主嶺から


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