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zoom RSS 新 満洲・公主嶺小同窓会誌 エピソード −26−

<<   作成日時 : 2016/01/11 05:57   >>

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戦争一色だったあのころ、国防色とモンペばかりで華やかな色はどこにもりませんでした。そんな中で華やかなオレンジ色の思い出が、今でもおぼろげに、走馬灯の絵のように浮かんできます。(同窓誌432頁下段)

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    小さな教会の結婚式
       西瀬薫子(旧姓薗村・39回生)


 町でただ一つのキリスト教会が楠町にあり、そこでの農事試験場の篠原寛、操子さんの結婚式の一齣(こま)です。
 昭和18年11月3日、当時3年生の私とお隣の伊藤芳子ちゃんが、花嫁さんのウエッディングドレスの長いベールの裾を持ちました。私たちの着たお揃いのドレスは、背中に大きなリボンのついた純白の絹のサテンで、荒川さんのお母さんが縫いました。


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 オルガンの奏でるウエディングマーチに合せて、静々と祭壇に進んでいった時、私は嬉しさと緊張で張りつめていました。式のあと、試験場のポプラ並木の長い道を、パカパカと馬車で揺られていくオレンジ色のドレスの花嫁さんの美しい姿は、まるでカボチャの車でお城に急ぐシンデレラ姫のようでした。
 私にとって終生忘れられない美しい思い出として胸に焼きついています。
 なお篠原様夫妻は神奈川県にご健在で、57年に京都で、60年には奈良でお目にかかりました。


】公主嶺にキリスト教を初めて広めた人は農事試験場の村越信夫で、最初同氏宅を仮教会として、大正11年3月来公した田中茂甫、清子牧師夫妻とともに熱心に布教した。楠町2丁目の教会は大正15年末の着工である。のち中塚頼治が継いだ。(記念誌96頁)

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