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zoom RSS 「平和の俳句」1年 東京新聞 記者の眼

<<   作成日時 : 2016/01/15 05:48   >>

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昨年の元日から始まった「平和の俳句」には毎月四千〜五千句、これまでに約六万句の応募をいただいた。私が話を聞いた作者は、百人を超える。1年の歩みを感謝とともに振り返りながら、さらに読者との「双方向」を育んでいきたい(矢島智子記者)

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      読者との「双方向」育む
 
 昨年の暮れ「平和・協同ジャーナリスト基金」の大賞を「平和の俳句」がいただいた。84点の候補の中から選ばれたのだが、贈呈式では居心地の悪さに背を丸めた。表彰されるべきは俳句を投稿してきた人たち。私たちは「代理受賞」にsぎない。優れた言論活動の顕彰はマスコミや文筆家が対象になるのが一般的だが、読者一人一人の投稿がまとまって受賞すに値すると評価されたのは、画期的なことかもしれない。
 画期的といえば、紙面で俳句を紹介した方々からは多くの礼状や電話をいただいた。30年ほど新聞社で働いているが、かつてないことだった。作者を取材する場合はもちろん、俳句を載せるだけでも、必ず相手には連絡を取る。そんなやりとりがあるせいか「新聞と会話しているようでうれしくて」と書いてある礼状もあった。インターネットを介した媒体は双方向性が魅力のひとつだが、しんぶんでも「双方向」ができないわけではない。発言欄など伝統的企画もあるが、毎日一面という頻度と露出度の高さ、十七文字というハードルの低さが参加を促し、それを人間がかかわって紹介していくことで、双方向性が醸し出されているのではないかと思う。

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      俳句で初めて戦争体験を話した
 
 始めるにあたって、俳句が70年を経過する戦争の体験を伝える箱舟にならないかと考えた。断片になってしまった記憶でも俳句になら詠め、俳句にすることで伝えやすくなるのではないかと。実際に、俳句が紹介されたことで孫たちに初めて戦争体験を話したという男性(80)がおり、投稿したことで中国での過酷な従軍経験を取材で初めて語ってくれた男性(90)もいた。
     

      新聞で公表するには勇気がいる  

 常に心に留めている句もある。<恐れずに反戦さけべと使者の声>。作者の今川篤子さん(51)は以前、デモに参加してマスコミの取材を受け、実名で報じられてネットで中傷された経験があった。俳句の投稿者にもリスクは常にある。自らの思いを込めた句を新聞で公表するには勇気がいる。事実、掲載を辞退する人も出た。これから投稿しようとする人たちを励まし、勇気づけるためにも、参加者の輪を広げていかなければならないと思う。(文化部)

 

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