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zoom RSS 戦後71年 「平和の俳句」 −7−

<<   作成日時 : 2016/02/14 05:32   >>

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戦後71年、「平和の俳句」も7週目に入った。2月の2回目である。今週の冒頭の一句は、天皇のフイリピンへの「慰霊の旅」にちなんだ特集、「フイリピン戦遺族 慰霊の句」から転載する。(東京新聞1月30日夕刊)

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    長兄はレイテ島で犬死にし
 
 「これじゃ薫は犬死だ」
 嶋田芳枝さん(82)=神奈川県大和市=は、男泣きする父の約70年前の姿を鮮明に覚えている。
 1944年11月、兄の佐藤薫さんは、激戦地のレイテ島に上陸直前に船が撃沈され、20代前半で戦死。46年の暮れごろ、遺骨箱を父文治さんが明けると、一粒の小石と、位牌が入っているのみ。父の目から大粒の涙がこぼれ落ちた。「大工を継がせようと、長男の帰りを待っていましたから。父は、本当に悔しかったと思います。
 出征前、薫さんに声をかけられても、涙を隠すように、決して顔を上げなかった母の姿も忘れられない。「軍国の母は泣いちゃいけないから」家族を苦しめた戦争の愚かさを伝えようと、「平和の俳句」に投稿した。
 <長兄はレイテ島で犬死し>
 戦後結婚し、娘二人を育て上げ、子を思う親の気持ちがよく分かるゆになった。「誰にも、同じようにな悲しみを二度とさせたくない」と願う。


いつか行く祖父の遺影とソロモンへ 和角しおり(22) 川崎市高津区 2016・2・7

】<いとうせいこう>曽祖父が戦争で亡くなっているのだという。祖父はそのあとを生き、すでにない。祖父のかわりに戦地へ行きたいと、若者は書く。

日記買う空襲の字を書くまじく 林 甲太郎(31) 東京都世田谷区 2016・2・8

】<金子兜太>日記を買って、さあ一年が始まる。しかし「空襲」なんて字は絶対に書かないぞ。平和が何より。平和ならいくらでも書きたい。

平和とは朝が来ることほんとだよ 神道美知子(91) 愛知県岡崎市 2016・2・9

】<いとうせいこう>朝が来るとは、私が生きているということ。そのうれしさを大先輩が告げる。 <金子兜太>「ほんとだよ」と無邪気に言い切れる神道さんは91歳。響きますなあ。

同級生だれも戦争行っちゃやだ 若林七友星(10) 横浜市港北区 2016・2・10

】<金子兜太>作者10歳。同級生と遊んでいて、ふと、このなかに戦争に行く友達がいたら嫌だなあ、とおもう。戦争なんか大嫌い。

センソートカ、ナニヤッテンノ?サルイチドウ 野村さやか(43) 石川県白山市 2016・2・11

】<金子兜太>人間何と答えるのか。猿にバカにされても戦争をやりますか。 <いとうせいこう>喧嘩はしても国家は作らぬ猿一同。山から尻をかいて見ている。

むかし父英語かくした治安法 竹内昭子(85) 名古屋市緑区 2016・2・12

】<金子兜太>高齢の作者は敗戦まで父が英語を話せることを知らなかった。治安維持法に抑えられていたのだ。そんな日本に戻したくない。

からまりてほどけぬ糸を切らぬ世に 内山 忍(46) 浜松市東区 2016・2・13

】<いとうせいこう>これはうまい言葉。一刀両断、快刀乱麻は実際の世の中では危険。ついそのわかりやすさに人は酔ってしまう。切らずにほどきたい。 

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