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zoom RSS 沖縄、東京大空襲、九条を詩って50年 永井和子

<<   作成日時 : 2016/03/02 11:56   >>

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1934年、大阪に生まれ、東京で青春を過ごし、札幌で詩作にいよいよ励んだ詩人の永井和子。その中で喜びと悲しみ、哀しさを身に刻み、そして怒りを燃やし、東京大空襲、沖縄に思いを寄せ、憲法9条を謳い続けた詩人・永井和子。昨7月8日他界した。関わりのある一人としてブログでその業績を讃えたい。

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   永井和子さんのこと    青木みつお 

 永井さんが今夏亡くなったという。しばらく前から治療中との報に接していたが、さみしいことです。わたしより四年年上だが、まだ亡くなるのは早い。もう一仕事してほしかった。
 永井さんの最初の詩集は『ロ号33番』で、1965年刊である。書名は当時住んでいた江東区内の集合住宅の住居番号とのこと。そこは戦前に建った鉄筋コンクリートの文化住宅で、トイレは水洗だった。一家は夫、男児、女児の四人暮らしだった。「詩都」の前身といってもいい「詩の本」の時代のメンバーで一緒に詩のサークル運動をしていた。一度彼女の家で会合した時、中華料理を出してくれた。子どもさんは可愛い盛りだった。
 

 1966年、『沖縄詩集』を出版し、彼女の家庭人としてのういういしい叙情から、社会的テーマに向った。積極性を明らかにした作品群だった。確か「小指の痛み」が『赤旗』に掲載されたのであった。返還前の沖縄に向けて会場デモにも参加していた。夫君の仕事の関係で、コピーの壁詩を次々発表し、知人たちに送りつけていた。
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  1971年 『約束』出版
  1974年 『続沖縄詩集』出版
  1978年 『終わりからはじまる歌』出版
  1984年 『戦争のなかの馬たち』出版
  1990年 『12月のわらべ唄』出版
         『北の大地から』出版
  1992年 『わたしの党へ』出版
  1994年 『不器用な木』出版

 この間、「詩の本」の時代が終わり、その後永井さんは離婚し、北海道札幌市に移り、「新建」の機関紙に詩を発表したり、詩人会議グループ発展のためにも貢献した。
 1998年、夏の詩の学校が北海道で開かれた折、札幌で一緒にビールを飲んだ。数年後彼女が上京した折り、新宿でビールを飲んだ。永井さんとは、会っている時間より、会っていない時間の方がはるかに多くなった。昨今の状況をどう考えておられたか。広い意味でたたかいは若い世代に継がれていくと考えてお荒れただろう。永井さんなりに誠意をつくしたと思う。(詩人会議会員) 
 

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    永井和子関連ブログ 一覧

@623 遠藤未希さん いま何処に
A278 沈丁香の花と岡田京子さん
B258 俺は「民老」を作るんだ
C189 10年目に建った「母子像」
D177 これが沖縄だ 永井和子
E154 東京大空襲と沈丁香の花
F147 永井和子「詩碑」沖縄に建立
G142 詩集 「戦争のなかの馬たち」
H138 沖縄詩集 抄 沖縄旅行
I130 人間を返せ! 大空襲3部作
J128 「朗読と音楽の集い」 in 札幌
K127 10・10 沖縄空襲
L115 「あなたが祈るもの」 沖縄で

  
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M114 「憲法を詩う」 永井和子 @
N111 4月 沖縄は戦争を思う月
O108 永井和子「詩碑」を創る会
P106 人は なぜうたうのだろう
Q105 「先島アイ歌」 沖縄詩文集
R104 「石碑の誓い」訪ねて C
S103 「憲法を詩う」 永井和子 A


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永井和子(1934〜2015)年。大阪市生まれ、9歳で愛媛県に学童疎開。14歳で東京杉並区へ、都立西高校を経て22歳で慶応義塾大学文学部卒。以後日本の歴史を学ぶ中で沖縄を発見、沖縄を中心に詩を創りながらさまざまな活動と関わっていく。2015年7月8日、札幌で死す。81歳。
ブログ「満洲っ子」最初に掲載したのは2008年9月24日の「憲法を詩う 永井和子@」。以後総数160頁、これまで(2016年2月29日)のアクセス数は10390になった。
テマ永井和子ブログアドレス
 http://38300902.at.webry.info/theme/dbf8344588.html

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