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zoom RSS 戦後71年 「平和の俳句」 −14−

<<   作成日時 : 2016/04/03 06:43   >>

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「平和の俳句」3月のラスト。恒例になった今回の「冒頭の一句」は、2月23日に特集された千葉県市原市・池田さんの句でう。う。なお、7月3日には江戸東京博物館でライブで選考会を行うようです。(下欄参照)

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   そぞろ寒ホームに残る弾の痕
        池田秀昭(68) 千葉県市原市

 
 JR高尾駅(東京都八王子市)の1,2番線ホームの柱には太平洋戦争末期の昭和20年、米軍艦載機の機銃掃射を受けた痕が残っている。弾でえぐあれた様子が分かるように、そこだけ塗装をしていない。今も時折、見にくる人がいる。句を詠んだ池田さんもその一人。「こんなに身近に戦争があったんだ」と感じたという。駅から1.5キロほど西にある中央線湯の花トンネル付近では、満員の列車が激しい銃撃に遭い、60人以上の死者がでている。

もう一句
  桜咲け平和の空へ手を広げ
       足立万怜(14) 東京都多摩市


我々は丸裸だった過去がある 稲本八重子(80) 愛知県江南市 2016・3・27

】<金子兜太>作者は「戦争と伊セ湾台風でございます」と添え書き。諧謔の味。 <いとうせいこう> 八十歳女性の、骨太な一句。その過去を忘れることなかれとの強い言葉だ。

下萌がもちあげている平和です 進藤ユミコ(67) 埼玉県狭山市 2016・3・28

】<いとうせいこう>凍てついた土を盛り上げて、春を示すのは下から下から生え出ずる小さな草の力。平和はひとにぎりの人々が作るものではない。

日の丸の和を的とする弓始め 松上 孝(75) 三重県亀山市 2016・3・29

】<金子兜太>日の丸の和を的とは含蓄あり。元日、和を狙って始まる。 <黛まどか>寒気の中、日の丸と弦音が印象的で、作者の平和への覚悟が窺える。

戦後という時いとおしむいとおしむ 手塚立夫(69) 千葉県八街市 2016・3・30

】<いとうせいこう>何度もなでさするように、この時を大切にする。壊されぬように。 <金子兜太>戦後71年。平和の恩寵を山と頂いてきた。二度と戦争なぞあるな。

学童の疎開の空にさくら咲き 林美佐保(82) 東京都大田区 2016・3・31

】<黛まどか>親から離れ学童疎開でやってきた地にも春が来た。空を埋めるように咲き始めた佐倉は、子供たちの寂しい心を埋めてくれたに違いない。

振り上げたこぶしをひらく梅の花 辻本直子(48) 金沢市 2016・4・1

】<金子兜太>梅の蕾h固いが春がくえば開く。平和の春です。振り上げた拳をおろして。 <いとうせいこう>これは見事な平和の俳句。固い蕾をゲンコツと見た。開く小さな花。

啓蟄や地下で平和の連なれり 鈴木正勝(78) 静岡県湖西市 2016・4・2

】<金子兜太>春が来て、冬眠していた生きものたちが地中からぞくぞく続いて出てくる。その平和なざわめき。人間たちよ君らにも平和な春を。


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