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zoom RSS 戦後71年 「平和の俳句」 −22−

<<   作成日時 : 2016/05/29 06:33   >>

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5月も4週目に入った「平和の俳句」。6月のゲスト選者になった女優の中江有里さんが次のように選考基準というか、本シリーズについてその体験からくる思いを語っている。先ずはそれから紹介しよう。
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  「読む側に想像をさせる句を」
       ゲスト選者 中江有里さん
 

 平和の俳句について「季語も無理に使わなくていいし、従来の俳句とは違う新たなジャンル。素人の方もどんどん挑戦してほしい」「俳句は想像させる文学。文字が少ない分、作者の意図にとらわれず読み手が自由に解釈できる幅がある。読む側が想像力をはたらかせらるような句をぜひつくっていただけたえあ」と話し、投稿を呼びかけた。
■大阪出身の中江さんは、沖縄戦で犠牲となった少女たちを描いた映画「ひめゆりの塔」(1995年)に出演し、女性と役を演じたことがある。昨年8月に本紙の平和の俳句特集に寄せた<戦いの跡を伝えるユリの花>もひめゆり部隊の悲劇にちなんだものである

一呼吸の中に平和宿りし 松井定子(65) 金沢市 2016・5・22

】<金子兜太>呼吸は生命のリズム。平和はそのリズムに息深く織り込まれて、ここに。 <いとうせこう>抽象的なようでとても具体的な一句。生命の根源の働きを指す言葉。

やせ蛙武器は売らねど高楊枝 大根健一(47) 東京都世田谷区 2016・5・23

】<金子兜太>この気概を失った企業家や政治家がいるから、すぐ戦争をやりたがるのだ。 <いとうせいこう>うまい本歌取り。この姿勢こそが戦後日本を世界史の中で光らせていた。

ハイヒール鳴らし軍靴を凍らせよ 伊藤 斉(75) 浜松市中区 2016・5・24

】<いとうせいこう>勇ましく、柔らかい五七五。デモでも日常でも、女性こそが社会を導いていける。新しい力を付与されたのだから。

被爆国なのに原発七十年 関根明彦(75) 東京都練馬区 2016・5・25

】<金子兜太>広島、長崎を原子爆弾で惨憺たる状態にさえた「被爆国」であるのに、いまでも原子力発電にこだわる日本。恥を知れ。

古来稀(まれ)とはこの国の平和かな 寺下義信(83) 福井県鯖江市 2016・5・26

】<金子兜太>このぶっきらぼうぶりが嬉しい。戦後70年の平和を大事にと見ているのだ。 <いとうせいこう>この「かも」に万葉集の詠嘆を感じれば、この一句の深みがぐんと出る。

恋しさや仮設の庭に種を蒔く 小野康平(72) 福島県いわき市 2016・5・27

】<いとうせいこう>ふるさとが恋しい。そう思いながら種を蒔く。芽が出てその植物は、ふるさとと同じ空気を吸い、力を蓄える。

人生を自由に選べる平和かな 磯貝友希(15) 愛知県豊田市 2016・5・28

】<金子兜太>やりたいと思うことがやえる自由、こえが平和の第一条件なりと、この中学三年生は決めている。むろん戦争なぞ真ッ平。 

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