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zoom RSS 戦後71年 「平和の俳句」 −27−

<<   作成日時 : 2016/07/03 05:26   >>

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6月の第4週になりました。今回の冒頭の句は、一面に紹介できなかった作品の中から事務局の記者(社会部長・瀬口晴義ー文化部・矢島智子)が選んだ2句を取り出してみました。(6月21日付・「平和の俳句」ー特集)

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 ■軍服に夢奪われて骨レイテ
    川口喜美(86) 千葉県松戸市

 
 大正11年生まれの兄は陸軍に入営する朝、庭で学友と相撲をとった。「きっと帰るから留守たのんだぞ」と妹に。昭和19年、兄は白木の箱になって帰った。箱の中には名前と「レイテ島で玉砕」と書かれた紙一片。母は布団をかぶって泣いた。父はうつむき目をつむっていた。

 ■辞書を引き平和の意味を確かめる
  大久保圭祐(23) 神奈川県大和市
 
 
 辞書にはこうあった。「@心配・もめごとが無く、なごやかな状態。A戦争や災害などが無く、不安を感じないで生活できる状態」。(新明解国語辞典)

何時も自慢話をするあなた 石関恵子(40) 川崎市川崎区 2016・6・26

】<中江有里>自分に酔っている人を見ると、どんどん覚めてくる。目覚めてくる。平和とは、夢ではなく、目覚めるものではないでしょうか。

せんそうってこうえんもなくなるんだね 岡田綾太(7) 津市 2016・6・27

】<金子兜太>少年に公園は大事な遊び場。この実感を大人は忘れるな。 <いとうせいこう>その通り。ブランコの鉄も、学校の校門も寺の鐘もなくなったんだよ。

◆赤ん坊湯浴みの顔に皆和む 斉藤日出世(73) 栃木県鹿沼市 2016・6・28

【評】<金子兜太>お風呂の赤ん坊ほど和やかな顔はない。戦争やテロは止めろ。 <中江有里>赤ん坊を前にすると、どんなにすさんだ気持ちも晴れていきます。

例えばさ君と一緒にお茶飲むような 宮島ひろみ(44) 名古屋市昭和区 2016・6・29

】<中江有里>心を落ち着けたい時、ホッとしたい時、忙しい時ほどお茶の時間をつくります。ひっときの平穏がどれだけ大切かを静かにかみしめる。

忖度(そんたく)も自粛もしない私です 吉田澄江(83) 東京都大島町 2016・6・30

】<金子兜太>すぐ妥協したり諦めたりするのは嫌。戦争好きな政権は大嫌い。 <いとうせいこう>世の中、それが多すぎて逆にストレス社会でギスギスする。御身大切。

はたらいて〆はお風呂でかばになる 赤城洋子(58) 千葉県松戸市 2016・7・1

】<いとうせいこう>労働をしてカバ、眠って疲れをとってカバ。その繰り返しは平和の上に。 <金子兜太>たっぷり働いて、入浴。体の大きい作者はカバのように茹で上がる。ああ平和。

夫(つま)と孫ふざけ合ってる初夏の午後 春田のぶ子(79) 愛知県瀬戸市 2016・7・2

】<いとうせいこう>夫は80に近いそうだ。孫は7歳。ともにふざけているとき、どちらが子供でどちらが老人か。区別もなく遊ぶ時間、人は平穏
である。

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