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zoom RSS 戦後71年 「平和の俳句」 −34−

<<   作成日時 : 2016/08/21 05:45   >>

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「平和の俳句」も8月4週目である。今回の冒頭の記事は、選者の一人金子兜太さん(96)が昨日(14日)の東京・日比谷図書文化館で自らの戦争体験を語った講演の模様を紹介しよう。(東京新聞・朝刊ー8月15日付)

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   語り継ぐために 若い人の自覚を
                選者の金子さん


 終戦の日を前に14日、東京新聞連載「平和の俳句」の選者を務める俳人の金子兜太さん(96)が、日比谷図書文化館(東京都千代田区)で戦争体験をテーマに講演した。海軍中尉として赴いた西太平洋・トラック島での過酷な経験を振り返り、語り継ぐために「若い人に自覚してもらうことが大切」と訴えた。
 講演は「8・15を語る歌人のつどい」の一部。歌人の石川勝利さん(74)=埼玉県日東松山市=が聞き手を務め、約200人の聴衆が参加した。

 金子さんは25歳だった1944年、トラック島に着任する。現地は米軍機の爆撃を受けた後で、「目の前が真っ黒だった。日本はもういかんと思った」。食糧不足が深刻で、多数の餓死者が出た。約1年3カ月捕虜となった後、日本に引き揚げる駆逐艦で詠んだ句が<水脈の果て炎天の墓碑を置きて去る>
 金子さんは「亡くなった人のためにつくった墓碑のことが頭にあった。もう二度とこういう死にざまをさらすような世の中にしないよう、力を尽くしたいと思っていた」と心境を説明した。


終戦日のんびり泳ぐ金魚かな 近藤桃圭(17) 埼玉県日高市 2016・8・14

】<いとうせいこう>玄関の鉢だろうか、夏の日にゆらゆらと泳いでいる金魚。そして自分と家族。それぞれの平和がずっしりと伝わり、時間が止まる。

夏の日を何度も何度も七十年 小野寺 渉(16) 埼玉県新座市 2016・8・15

】<金子兜太。この高校生は、平和を、そして戦争の悪をきっちり噛みしめて育っている。 <いとうせいこう>繰り返してきたことの重さを捨て去ってはならない。この歴史の重なりを。

樹皮近く祖霊はねむる敗戦忌 桑名エリ(57) 岐阜市 2016・8・16

】<いとうせいこう>樹木で生きているのは樹皮と葉と根。中心は骨のように死んでいる。ということは、作者祖霊を生きた存在と感じる。敗戦忌に。

毎日おえ平和な暮らし車椅子 湯浅ヒサ(85) 三重県鈴鹿市 2016・8・17

】<いとうせいこう>「もったいないほど幸せ」な老人ホーム生活なのだという。「ねる前には今日も一日ありがとうと手を合わせます」と。平和な日々だ。

握りしめた拳八月の満月よ 野崎憲子(62) 香川県さぬき市 2016・8・18

】<金子兜太>「八月」と言えば、日本人が阿弥陀のなかから出直した月。もう71年が過ぎる。九条確固たりや。平和に不安なきや。

プシュシュワーラムネの泡の平和かな 阿部 功(75) 埼玉県春日部市 2016・8・19

】<いとうせいこう>うまい擬音を使って、夏の日にあけるラムネのはじける泡の冷たさ、喉ごしを伝える。お母さんの畑仕事を手伝うと飲めたのだそうだ。

シベリアで拾いし命七十年 佐藤三郎(94) 愛知県弥冨市 2016・8・20

】<金子兜太>94歳の作者は、今次大戦のシベリア抑留での過酷な体験に耐えた、お一人である。生きて帰国して70年。平和こそ宝。

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