満州っ子 平和をうたう

アクセスカウンタ

zoom RSS 公主嶺小同窓会誌 第6章 エピソード −14−

<<   作成日時 : 2016/12/08 05:55   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

 昭和5年5月、いまは亡き秩父宮が満洲へおいでになった。ところは軍都であった公主嶺、お召し列車から降りられた殿下は、馬で守備隊司令部へ向かわれることになっていた。(記念誌214頁下段)

画像
    秩父宮さまの御来公
         水野紫露(26回生)
 

 初めての皇族のご来満とあって、道路は一切通行止め、市民の歓迎場所は、数ヵ所に限定され、街はさながら戒厳令下のようなものものしさであった。
 母も市民の人達といっしょに、いまや遅しとお待ちしていたところ、当時幼い弟がトイレ行きをせがんでどうにもならない。そこでそこを抜け出し、用をすませて帰る途中、折あしくも行列にぶつかってしまったのである。母は自分の不敬な行動に恐懼しながら最敬礼をしたのである。ところが殿下は、母のあわてふためいた姿をよみとられたと見え、にっこり笑って挙手の礼を返されたということである。このときの感激を母はいつも口ぐせのように繰り返していた。私も凛々しいお袋を拝した。
 現在の人間天皇はじめ皇族方の奉迎風景はいともなごやかなものとなり、いまさらにときの移りや、世の変わりに、ひとしおお感慨深いものを覚えるものである。

】下 中国語訳文
画像

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
公主嶺小同窓会誌 第6章 エピソード −14− 満州っ子 平和をうたう/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる