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zoom RSS 戦後72年 「平和の俳句」 ー22−

<<   作成日時 : 2017/06/04 06:29   >>

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 6月第1週の「平和の俳句」。東京新聞は、二カ月に1回、惜しくも選に漏れた作品の中から事務局の記者が選んだ句を紹介していますが今回は文化部・矢島智子記者の選んだものを3句取り上げてみました。(4月特集分)

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    春かぜや壁より窓を求めをり        
          岩辺泰史(73) 東京都足立区

 吹く風が心地いい季節になった。窓をいっぱいに開け、自由に吹き抜けていく風は何を運んでくれるだろう。岩辺さんは元小学校教諭。米国とメキシコ国境に築かれようとしている壁だけでなく、人々の心の壁が高くなり、子どもたちを育む現場でさえ息苦しくなっている現状を案じている。     

   わずかなる日向を求め鉢移す         
          斉藤敦子(80) 東京都清瀬市

   破るるも一途に生きし昭和かな         
          竹内さと子(84) 群馬県下仁田町




今年また花見の暦読む平和 米田洋子(85) 金沢市 2017・5・28

】<金子兜太>五七五の俳句の正調に収めてもらって、そのリズム感がまことに快い。平和とは、この滑らかさなりと、踊りだしたくなる。

甲羅干す亀は平和の顔をして 岩本和美(76) 愛知県江南市 2017・5・29

】<いとうせいこう>目を細めたあの顔。あくびをするあの顔。じっと動かないあの姿。まさに長寿の象徴。そこに尽きぬ春の日が差す。その奥深い幸福。

怨よりも怒よりも豊か恕や慈愛 糀谷倫子(72) 金沢市 2017・5・30

】<金子兜太>「恕」は思いやり。「怨」はうらむ、「怒」はおこる。怨や怒よりもこころ豊かな慈愛湧くときを尊ぶ。こころ美しきときを。

わたくしも平和のパーツ種を蒔く 小原あつ子(67)  名古屋市名東区 207・5・31

】「平和の「パーツ」と謙遜したところに味がある。平和の中心とか軸とか言い出すと、どうも平和ではなくなるのだ。

うたた寝の夢はドラマの主人公 児玉阿希美(79) 岐阜県関市 2017・6・1

】<ミムラ>こんなに多く娯楽ドラマを制作している国、実は珍しいのです。ぜひ今後も夢で主演を楽しんでいただきたい、制作側のにんげんより。

春寒し教育勅語の次は何 斎藤佳彦(74) 浜松市北区 2017・6・2

】<いとうせいこう>がむしゃらに国の方向をかえていく人々、次はどんな冷たいことを。 <金子兜太>戦前回帰の国粋的思想の好きな政府。作者鋭し。まさに春寒し。

初夏を待ちアッツ桜の小鉢買ふ 木造朋子(71) 愛知県一宮市 2017・6・3

】<ミムラ> 花の名に宿っている望郷の気持ち、弔いの余韻が伝わってきた。 <金子兜太> アッツ島は今次大戦で日本軍が一時占領の島。思い出のなかの桜か

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