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zoom RSS 戦後72年 「平和の俳句」 ー28−

<<   作成日時 : 2017/07/16 06:14   >>

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 「平和の俳句」7月第2週。東京新聞は惜しくも選に漏れた作品の中から事務局の記者が選んだ句を二ヶ月に1回「特集」で紹介しています。今回は文化部・矢島智子記者の推薦句です。

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   おむつ干し見上げた空に鯉およぐ
      中川恭子(34) 長野県千曲市
 

 第一子を出産した中川さんは東京都内の実家で子育て中。昔ながらの布おむつを愛用し、一日20枚ほどを選択している。五月には母親が手作りしてくれた大きな鯉のぼりが一匹、おむつと一緒に風にはためいた。

    物言わぬ木々の優しさ風邪光る
       河原日向子(28) 東京都練馬区

    空襲の屍の跡を踏み生きる
       草深 晃男(75) 川崎高津区

    ほんとうに平和だろうか傷がある
       奥山 恵(74) 東京都世田谷区
 

  
声大き人は恐ろし夏の月 田中亜紀子(45) 津市 2017・7・9

】<いとうせいこう> 話し会う気持ちないと声はどんどん大きくなり、独りよがりになり、ついには強制になる。夏の月のおぼろに思う恐怖。

人の世の美しさ見よ麦の秋 荒瀬幹夫(68) 富山市 2017・7・10

】<金子兜太>初夏の頃、麦は実り熟す。その熟れた黄色の秋のような広がりに、自然のなかに平和に生かされている人の世のうつくしさを思う。

被災者に国の隔てはないものを 近吉三男(101) 石川県白山市 2017・7・11

】<いとうせいこう>被災者と言うと、つい国内の人々のことだけを考えてしまうが、それは世界で災害やテロにあった難民も同じ、彼らにも救いの手を。

平和とは黙って荒地を均すこと 丹羽俊昭(83) 愛知県犬山市 2017・7・12

】<いとうせいこう>戦争が作った荒れ地をひたすら無言で世話していく日々の重さ、大切s。 <金子兜太>黙って荒地を均すところに英和あり。荒地をかき回しても荒地。

九条を背負って歩こうカタツムリ 菅野静子(63) 岐阜県各務原市 2017・7・13

】<金子兜太>憲法九条は、どんなところでも、どんなときでも、しっかりと抱きとめてゆかなければならない。この平和の保障を。

他人救い吾も救われ平和なり 山口明美(70) 福井県大野市 20177・14

】<金子兜太>他人を救わなければ、自分も救われない。この心の姿勢が、平和を生む。 <いとうせいこう>まず他者を助けことが自助となる。確かに相互扶助が平和の礎だ。

遠雷や心の内を裁くとや 奈良雅子(57) 東京都港区 2017・7・15

】<いとうせいこう>遠雷句としてもこれは素晴らしいのではないか。自然からの警告か、過去の死者からのメッセージか、自分の心の怒りか。鳴り響く。

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