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zoom RSS 「人優先の多様な教育を」 星野人史

<<   作成日時 : 2018/05/16 05:50   >>

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 その教室は、那覇市の古いビルの階段を五十段ほど上がったところにある。日中は小学生から高校生が通うフリースクール。夕闇が迫るころ、手すりをつたって70〜80代のおじい、おばあたちが通ってくる。(東京新聞ー5月14日付・「こちら特報部」)
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     戦争に奪われた「学校」やり直す 

 NPO邦人「珊瑚舎スコーレ」が沖縄で初めて開いた夜間中学校があるからだ。
 「学ぶのに年齢は関係ない。いくつになっても、人は学びで自らの欠落を発見し、新しい自分に変われるんです」。代表の星野人史(70)は、顔をくしゃくしゃにほころばせた。
 沖縄戦の混乱と貧困で、義務教育を受けられなかった高齢者たちのため、ほぼ手弁当で始めたのは2004年。ここで学ぶのは読み書きだけではない。音楽や、美術、ホームルームにあたる「シンカ(仲間)会議」の時間もある。おじい、おばあは「学校」をやり直しているのだ。

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    「国のため」では いつか破綻する
 
 (前略)だが、日本の教育現場を取り巻く閉塞感は増すばかりだ。改正教育基本法には「愛国心」が盛り込まれ、国家に有用な人材の育成に大きく傾いてきた。
 「今のような中央集権的で学ぶ内容も固められた教育を続けていけば、いつか日本は大きな陥穽に落ちる。教育とは、学校文化の中で人間として成長していくこと。『国のため』ではなく、もっと柔軟で多様な学び場にしないと、やがて破綻する」と強い危機感を持つ。
 三年前、舌がんが見つかり手術をした。だが生徒たちがいる。新校舎を建てる予定もある。「先のこともあるし、やることは山積み」と率先して走り回る。
 「教育機会確保法が昨年施行されたが中身はこれから。フリースクールも含めた柔軟な学びの場での義務教育や卒業を公的に認め、支援してほしい。制度が人より優先される世の中ではなく、人が優先される世の中をつくり続けなくてはならない」(片山夏子、敬称略=おわり)

デスクメモ 
 珊瑚舎スコーレの夜間中学校で教えるのは、ボランティアの退職教員たちだ。熱心に手伝いながら「お年寄りたちの苦しみに自分たちこそ気づくべきだった」とむしろ感謝していた。それもそもそもが行政の仕事。教育を受ける権利を守っているのが、手弁当の教員たちとはどんな国か。(洋) 2018・5・14

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