さらに熱く憲法を詩う ⑩

<礎(いしじ)の文字を>皺ぶかいてのひらが黒御影石に/刻まれた名前を愛しげになでさする/殺された身内の、自決させられた家族の名前/自分ひとり生き残った悔やみの泪でなぞる/米軍の再編強化をすすめると臆面もなく公言する/この国の首相の白い指がなぞる「美しい国」は/県民の祈りにかすりもしない

  難民がゾロゾロ   永井和子

北朝鮮からポンポン船で忍んでくるわけではない
イラクから戦火を逃れてくるわけでもない
介護支援に見放されて酸素吸入器をくわえている
療養ベッドが減って追い出されて行き場がない
アパートが借りられずネットカフエで夜を過ごす
生活保護の窓口で突き放されて路上生活者になる
「美しい国」の難民は国のなかから湧いてくる

  美しい国のカタカナ語

戦後レジームだのマニフエストだのと
カタカナ語が好きな安倍君だが
暴力による嫌がらせ、パワーハラスメント
わいせつ行為の強要、セクシャルハラスメント
このカタカナ語はキライみたいだ
女性自衛官の訴訟を門前払い
従軍慰安婦は日本語なんだが

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詩の冊子
  『さらに憲法を詩(うた)う』

  著者 永井和子

発 行 日 2007年10月10日

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