
“三月十日”を忘れない
「合唱団 この灯」 堀 喜美代
三月の声を聞くと、街角や公園で“ちんちょうげ”の花が咲き、三月十日を思いおこさせてくれます。一夜に十万人の人々が人生を断ち切られた”東京大空襲”私たちは「再び炎の街を許すな!」と合唱団を作り歌い続けて来ました。
今年はあの日から65年・・・・・・
焼かれたままの肌をさらして立ちつづけて来た墨田区の飛木(とびき)稲荷の“焼けいちょう”の思いを歌につづり、“いのちをうたう”コンサートを開きます。
連休の5月4日、「ティアラこうとう」大ホールで平和への思いを共にう歌いませんか。ニューヨークのつどいに呼応して! (注)
〔追記〕堀 喜美代さんは「江東9条の会」の呼びかけ人の一人。2004年12月、「会」発足時に次のようなコメント(要旨)が寄せられていました。「敗戦一日前の八月十四日、熊谷空襲で焼けだされ、さんざんでした。昭和一桁世代の思いは皆おなじ、『歌声は平和の力』とひとすじに生きてきた私です。だから『歌声で平和を語り継ぐ』をモットーに皆さんとともに頑張ります」
【注】今年(2010年)5月4日、ニューヨークで「核兵器をなくそう・世界青年のつどい」が開かれます。
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