外山正一 漢字廃止論

外山正一 [とやま・まさかず] (1848~1900)3月8日、この日死んだ明治の教育家。新体詩をはじめ、漢字廃止とローマ字採用を主張した。東大総長、文部大臣を歴任。社会学の開拓者。(岩波新書・「一日一言」-人類の知恵ー桑原武夫編)

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 いずれの国いずれの時を論ぜず、世人の認める是(ぜ)とする所のことも、いまだ必ずしも是ならず。天下のもって非とする所の事も、いまだ必ずしも非ならず。世人のもって邪説として排斥する所のものにして、かえって真理に出るものあり、政府のもって国安を妨害する罪人として死刑に処せる者にして、その実聖人賢人なるあり。ヤソ、ソクラテスの如きは、当時人民の見て、もって邪説衆を惑わすものとし、当時政府の見て、もって国安を妨害するものとして、ついに死刑に処したるものなれども、今日よりしてこれを見れば、彼らは決して国安を妨害し、邪説衆を惑わせしものにあらざるなり。 (民権弁惑)

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