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zoom RSS 「雲流るる果てに」号外E

<<   作成日時 : 2010/04/26 08:30   >>

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先にこのブログ「雲流るる果てに」号外Dで映画「月光の夏」についてのシャンソン歌手・石井好子さんの想いを掲載しましたが、今回はシンガーソングライター・大貫妙子さんに登場を願い、同映画について感想を語っていただきます。(「月光の夏」のパンフレットのシナリオ解説と朝日家庭便利帳からの抄録)

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 「月光の夏」は、逆えない大きな力によって、運命を左右された「人の心の叫び」が聞こえる映画です。戦争を体験した方々の真実の言葉が、時とともに封印されてしまう中、特攻隊という、ある意味で美化された死に対して、「死んではいけない」という正直な言葉が聞こえてきます。同時に戦争がどんなに残酷で悲しいものから、この映画は淡々と伝えます。音楽家をめざした主人公が出撃前に弾いた今も残されているピアノは、青春の真っただ中にあった輝く命とともに、何千もの才能が失われた事実へのレクイエムです。
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 私の父は特攻で出撃し、突入目前にして、エンジンを撃ち抜かれました。生き残ることもまた、死にもまして苦哀に満ちたものであろうことは戦後、父が友人への祈りとともに生きた姿を見続けた私にとって、平和の素晴しさをかみしめる教訓となりました。そして、本来生きてはいないはずの父より、この世に受けた命のありがたさを感じています。
(大貫妙子)
 
 
 〔追記〕「月光の夏」の原作者・毛利恒之さんの、「私は特攻隊の『美化論』『犬死論』のいずれにもにもくみしません。ただただ淡々として死に赴いた彼らの等身大の姿を描きたかったのです」という言葉を思い出します。(永井至正)

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