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zoom RSS 学徒特攻士官の遺した短歌

<<   作成日時 : 2010/08/30 10:24   >>

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昭和18年年、多くの学生がペンを銃に持ちかえ、飛行学徒兵となり大空に散って逝った。彼らは美しい故郷を想い、母を慕い、妻子を慈しむ歌を数多く残していった。あれから65年、読む程に胸に迫る。その幾つかを紹介しよう。

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   「雲流るる果てに」遺稿の中から

古川 正宗(大阪外語ー奈良)

雲湧きて流るるはての青空の その青の上我が死に所
故郷の母の便りに強きこと 言ひてはをれど老いし母も
二十四の我が命を断つ日なり 雨あがりつつ青空の見ゆ
あと三時間の我が命なりただ一人 歌を作りて心を静む

西田 高光(大分師範ー大分)

この土のつらなる果てに母ありて 明日の壮挙の成る祈るらん

小城亜細亜(立教大ー東京)

ただ征かん生命を受けて二十年 晴れて空への御召しありせば
きみ想うこころは常にかわらねど すべてを捨てて大空に散らむ

石川 延雄(法政大ー岡山)

身に浴びる歓呼の中に母一人 旗を振らず涙ぬぐい居り
人混みに笑みつつ送る妻よ子よ 切なさすぎて吾も笑みつつ
人前に吾見せざりし涙なれば 夜は思うままに泣きて明しぬ

遠藤 益司(日本大ー福島)

とても世に逢い見むことの難ければ 夢こそ今は頼みなりけり
春されば祖国のさくらに魁けて 咲いて笑って散る吾身かな

緒方 襄(関西大ー熊本)

いざさらばわれは栄ある山櫻 母の御もとに帰り咲かなん

宅島 徳光(慶応大ー福岡)

たらちねの母わびすまふよみのくに いくさのいさを待ちてはべらむ

時任 正明(中央大ー鹿児島)

特攻の前夜を戦友と飲み収む 実に豊かなる生を残しし

内海 進(明治大ー岩手)

紅のリンゴを数多喰ひしは かの出撃の前夜なりしかな




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