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zoom RSS 寒緋さくら 沖縄の花たち

<<   作成日時 : 2010/10/10 08:18   >>

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日本列島の桜前線は、通常、南から北へ進んでいく。しかしここ沖縄ではそれが逆になる。桜は、一定の温度まで気温が下がってから改めて気温が上がらないと開化の準備をはじめない。(永井和子沖縄詩文集2003年刊)

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 名護市の桜が一番に開花するのは名護市の気温がもっとも早くその必要な低温に達するからだという。故に沖縄の桜前線は北から南へ下がっていく。その桜の主なものは寒緋桜である。

 八重岳は、本部半島の南にある453.5米の山である。昭和20年ここを守備していたのは沖縄国頭支隊、4月本部半島に上陸した米軍によって17日陥落した。以来米軍の通信所として使用されていたが今は自衛隊の通信基地となっている。

 その頂上に上る道ぞいに観光・緑化推進のために昭和36年、カンヒザクラが植樹されいまでは桜見の名所となっている。

 三月はやわらかな若葉で心地よい風が吹いていた。花の頃はどんなだろう、と想像する。基地とは呼ばず「施設」と称されているが、ここはやはり軍事基地だ。


   寒緋さくら

緋(あか)いさくら ひとつ咲いて
きみの吐息がこぼれる
海の果てから寄せてくる 寄せてくるのは戦争
緑の島に降るのは火の雨
緋いさくらが散った

緋いさくら ふたつ咲いて
きみの吐息がこぼれる
青い空が焼かれる 焼かれているのは平和
村々に満ちるのは死の影
緋いさくらが散った

緋いさくら よっつ咲いて
きみの吐息がこぼれる
別れを告げてあふれ出る あふれ出るのは涙
きっと還るからと握る指
緋いさくらが散った

緋いさくら いつつ咲いて
きみの吐息がこぼれる
風洞(がま)の闇が閉じこめる 閉じこめるのは希望
ふるさとに祈るのは明日の灯
緋いさくらが散った

緋いさくらが むっつ咲いて
きみの吐息がこぼれる
命の歌に輝いて 輝いているのは平和
よみがえる春と笑うきみ
緋いさくらが咲いた

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