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zoom RSS 詩集 終わりからはじまる歌C

<<   作成日時 : 2010/10/16 10:42   >>

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「私の第二のふるさとである沖縄は、あらゆる思いがないざまっていて一言ではいえない。あまりにも私自身でありすぎて書けない、せつないふるさとである」という詩人の永井和子。復帰前この地に何度足を運んだことか。この詩に託して沖縄に自分のありようを重ねてうたう。

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  終わりからはじまる歌

「これで終わりだよ」
言葉の上ではきみはそういうけれど
ほんとうは終わりでないことを
きみは知っている

世間一般でいう終わりが
わたしたちには出発点
絶望のどん底からみあげた空の青さが
身にしみてしっているから

辺戸岬の突端から
二十七度線にむかって歩き
東京からはるばる二十七度線にむかって歩き
祖国を一つにするまで歩きつづけた
わたしたち

もっと遠くへだって歩けるさ
日本の南の端から北の端まで
新しい明確な道をひらきながら
祖国を いっそう偉大な祖国にするために


きみは言葉で
「これで終わりだよ」というけれど
わたしが うん とうなずかないことを知っている

わたしがあきらめないのは
わたしが投げ出さないのは
それにしがみついてしか生きられないからではなくて
それなしに身うごきできないからではなくて
わたしが自由にそれを愛し
わたしの生きかたが自然にそれに順じているからだと
知っている


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だから「これで終わりだよ」といいながら
きみは
わたしが踏みだす
次の一歩をむつめている

終わりからはじまりへむかって


【注】沖縄県がアメリカ統治下にあったころ、本土復帰を願って、ここからのろしを上げた。また年1度、辺戸岬と与論島(鹿児島県)との間(北緯27度の海上)で本土との交流集会が行われた。上写真ー「日本祖国復帰闘争碑)

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