鎌倉で聴いた佐藤真子さん

このブログで、これまで何回か「真子ニュース」に寄せられた清々しくも熱い思いの感想文を紹介してきましたが、再び復活しましょう。佐藤真子さんの歌声に自らの想いを新たにめぐらせ、また、歌に込められたドラマに自分の来し方を重ねて涙するなどのシーンが、現場に居合わせていなくても彷彿とさせられるものばかり。これもその一つ。

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 しみじみ聴いた 鎌倉のコンサート 
 
 忙しい正月が過ぎて、ホッと一息ついている頃かと思います。
 さて、暮れには、鎌倉で楽しいサロンコンサートを開いて頂き有り難うございました。正月の喧噪を前にした古都、鎌倉の静かなたたずまいの中で、欧林洞でのアットホームなコンサートは、大きなホールの音楽会とはまた違った趣があり、しみじみと歌を聴くことが出来、たいへん良かったと思います。女房ともども感激いたしました。ありがとうございました。

 たくさん歌われた歌の中で、特にロシアの歌が心に滲みました。トロイカなどの歌を聴いていると、昔も今も変わらない。ロシアの人々の悲しみや怒りがジーンと胸に伝わってくるようでした。
 「レーニンとともに帝政ロシアのくびきから自らも解放したロシアの人々。
 しかし、封建制度からの解放の喜びも束の間、スターリンの圧政に苦しめられたソ連の人々。ナチスの侵略を跳ね返し、ファシズム反対闘争に勝利しながら、冷戦構造の下、自由を奪われ続けたソ連の人々。

 そして、今日、ソ連の抑圧体制を崩壊させ、自由と民主主義を勝ち取ったにもかかわらず、国際金融資本の餌食となって、再び苦しみのどん底に突き落とされたロシアの人々。


   夢を呼び起こす 佐藤真子 心の歌を  
 
 コンサートを聴きながら、こうしたロシアの人々の心情を、佐藤さんにはぜひ、今後ともジックリ歌って貰いたいものだと思います。佐藤さんの歌声とともに、ロシアの人々は、必ず今日の苦境を乗り越えて、再び栄光と勝利の歴史を創り上げていくに違いない、コンサートを聴きながら、ふと、こんなことを連想した次第です。

 佐藤さんの歌声は、ロシアの男性歌手にも劣らぬ胸に響くものを感じます。なんだか理屈っぽいお便りになってしまいましたが、要は、佐藤さんには、今後ともロシア民謡やヴィソーツキー等、ロシアの歌をうたってほしいコール、だと受け止めて下さい。

 それでも、「21世紀に向け、夢を呼び起こす、佐藤真子、心の歌」、今年も、どうかそんな風に大いにご活躍下さい。寒さにむかう折、佐藤さんをはじめ皆さまのご多幸をお祈り致します。

  
   1999年1月16日            小林 麻須男(藤沢市)

【注】この日のプログラムは次の通りでした。

▼鎌倉市 欧林洞
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佐藤真子サロンコンサート

  in 鎌倉 Vol.3


中国地方の子守歌
五木の子守歌
グリンカ 子守歌
ラフマリノフ 私は辛い中で愛した
チャイコフスキー 憧れを知る者のみ
ロシア民謡 トロイカ
   ほか 


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