
区が支給する議員の交通費「費用弁償」が話題になっています。東京新聞が8月10日付朝刊は、豊島区の「返還訴訟」を大きく伝えています。同、区民の訴えによると、区議が本会議や委員会に出席した際など一日3千円定額支給しているのは、報酬や期末手当が支給されているから「報酬の二重取り」に当たるとして、区長に年間に支給した600万円を区に返還させるよう求めています。
江東区は800万円
報道にあるように札幌、埼玉、横浜、名古屋は廃止。東京でも荒川区や杉並区は廃止しています。江東区議会は「検討課題」として事実上棚上げしています。ちなみに江東区は一日」5千円となっており、年間(H22年度)8百万円余となっており、一人で年間33万5千円(67日出勤)支給された議員もいます。
最高裁は「議会の裁量」というが・・・
法律は、条例で定めなさいとあるだけ。裁判所は意見が分かれ、札幌高裁が「多すぎる」として一部返還を求めましたが、昨年三月、最高裁が「議会の裁量」だとして訴えを退けました。
どうする?江東区議会
くみんからは「1日5千円の交通費は多すぎる」と批判が出ており、世田谷、千代田、北区など東京でも減額や見直しを始め区もあり、区議会各会派の対応が注目されます。
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