内藤湖南 歴史学者

内藤湖南(1866~1934)7月18日、この日秋田県毛馬内に生まれた。独学で新聞記者をへて京大教授となった独創的歴史学者。主著『支那論』『日本文化史研究』『歴史叢録』。(岩波新書・「一日一言」-人類の知恵ー桑原武夫編)

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 忠孝という語は、日本民族がシナ語を用いる以前は如何なる語で表していたかが、ほとんど発見しがたい。孝を人名としては「よし」「たか」とよむが、それは「善」「高」という意味であって、親に対する特別語ではない。忠を「ただ」とよむのは「正」の意味で、「まめやか」とよむのは親切の意味で、君に対する特別の言葉ではない。一般の善行正義というほかに、特別な家族的な、ならびに君臣関係の言葉としての忠孝ということが、古代はその言葉がなかったとすれば、その思想が〔本来日本に〕あったか否かが大なる疑問とするに足るではないか。(日本文化史研究

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