
税金4700万円を投入
思いつき施策ー「さざんかカード」
江東区の施策の一つに「さざんかカード」というのがある。高齢者や障害者、子育て世帯などが区内の協賛店にカードを示して「買い物」の際、5%引きなど何らかのサービスを受けられる仕組み。山崎区長の発案で5年前からはじまった。当初、商店なども「地元事業者優先」と話題になった。ところが、オンブズマンの調べで意外に不人気なことが分かった。

お店の側は、登録料が3000円かかる。お客の方は「5%引いています」と言われても「実感がない」という。ところが、区はこの施策に毎年4700万円も予算をつけています。しかも、紹介冊子や広報紙を大量に印刷して出張所や図書館など公共施設に下して、山と積まれているという。「ムダ使い!」という声が多く聞かれるが事業目的は別にあるのか? 区議会では共産党が問題にしたという。
ムダを追及する
大金を掛ける割には評判の悪いこの施策。オンブズマンの会では、さる11月26日カード利用の実態、登録料の納入実績、公文書の公開請求を行いました。実態をつかみ、ムダ使いを追及していくことにしています。
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