平和のための名言 石川文洋

石川文洋（１９３８年～　）。報道写真家。那覇市出身。トンキン湾事件後の６５年から三波ベトナムの主都サイゴンを拠点にベトナム戦争をフリーランスの戦場カメラマンとして取材。（大和書房・「平和にための名言集」－早乙女勝元編９


もし母が死んでいたら、
私も、私の子どもも生まれていなかった。
当然だ。
でも、この当然のことを壊すのが戦争だ。
行きたい人の命をうばうのが、戦争だ。
　　　　
　　　　石川文洋『死んだらいけない』（日本経済新聞社）

　１９６９～８４年、朝日新聞社出版局出版写真部勤務、ベトナム、カンボジア、ラオスの戦場を駆け巡り、戦時下の兵士、民衆の素顔を撮る。８４年朝日新聞退社、フリーランスの立場で活動を続ける。作品は７１年『写真報告・戦争と民衆』、８６年『戦場カメラマン』などがある。

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