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zoom RSS あのとき歌った この歌 −18−

<<   作成日時 : 2013/06/12 10:05   >>

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♪「沈丁花の花咲けば〜」。 春がそこまでくる季節になると、この歌がよみがえります。凄惨なあの夜の叫びが聞こえます。作詞の永井和子さんと作曲の岡田京子さんが東京大空襲を呼び戻し、新たな思いをもやす歌・「沈丁花の花と妹」です。

▼横井久美子さん
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       横井久美子さんと「沈丁花」
 
 両親と妹さんを業火のなかに消し去られた橋元代志子さんの悲痛な体験をもとに作られました。この曲がうまれたとき、詩人と作曲家は初対面だったが意気投合。あの横井久美子さんも歌いました。江東の各地でコンサートが開かれ、来場者は涙、涙し、江東区に「空襲の記念碑」を作る運動のなかで歌い続けられ、絆を確かめあったと言います。
          
4.沈丁花の花咲いて
  また春が 妹よ
  紅いモミの袖 埋めた
  焼け跡の土に 雨
  沈丁花の花咲いて
  また春が 妹よ


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【追記】1977年、親子音楽の会企画の「東京大空襲記念集会のための構成詩曲」が、岡田さんと私の初作品になりました。私たちはお互いに顔も気持もよく知らない仲だったと思います。
 被災者の一人、橋本代志子さんの体験をもとに作った「沈丁花の花」その他、被災者の体験をもとに作った詩の、あまりのつらさに未来への希望として子どもたちの歌「空はどこまでも」をつけ加えないではいられませんでした。
 「沈丁花の花」は東京大空襲の地、江東区のすみずみまで横井久美子さんの歌で広がっていきました。


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 この詩の初めと終わりに同じ言葉を繰り返しています。岡田さんはそれを微妙に違うメロディーで表現してくれました。自分でその言葉を書きながらその意味の違いを私が知ったのは、歌がうたわれて何年もしてからでした。それも、ある日とつぜん、わかったのです。
 詩人の意識の底に眠っている思いを音で表現してしまう岡田京子という作曲家に、そのとき私は驚異を感じたのです。
(永井和子)

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