
お母さんはね。命をかけて反満抗日のたたかいに力をつくしてきましたが、悲しいことにまもなく処刑されようとしています。
お母さんは、たくさんの言葉で、あなたを教えることはできなかったけれど、私の生きてきた道すじそのものが、あなたへのささやかな贈りものですよ。大きくなってからも、母親が祖国のために命を捧げたことを、忘れないで。
趙一曼「最後の手紙」(早乙女勝元
『ハルビンからの手紙』草の根出版会)
戦闘中に重傷の身で捕らえられも脱走。また逮捕され銃殺刑に。1936年8月2日、31歳の短い生涯を閉じる。処刑前にわが子にあてて書いた手紙が、アルビンの烈士記念館に展示されている。
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