平和のための名言 マルクス・エンゲルス

マルクス（１８１８～１８８３年）、エンゲルス（１８２０～１８９５年）。二人は１９世紀ドイツのヘーゲル弁証法哲学、フランス社会主義、イギリス古典派経済学を批判的に継承するなかから、独自のマルクス主義理論を確立する。１８４８年『共産党宣言』を発表。


　一個人による他の個人の搾取が廃止される　について、同じように一国の他国に対する搾取も廃止される。
　国民の内部における階級の対立が消滅するとともに、国民相互の敵対的立場も消滅する。

　　　　マルクス、エンゲルス『共産党宣言」（岩波文庫）

　近代資本主義経済におけるブルジョアジーによる階級支配を打倒し、プロレタリアートの解放＝人類の解放をなしえたときに、階級、民族国家の対立が消滅して真の平和が実現されるとの理論を提示する。

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