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zoom RSS 「聖夜に願う反戦」 高木敏子さん

<<   作成日時 : 2014/12/27 07:09   >>

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新内閣が24日、発足した。安全保障法制を進め、憲法改正に向けた議論を加速させる構えの安倍晋三首相に、家族4人を失った戦争体験を記した「ガラのスうさぎ」の著者、児童文学作家の高木敏子さん(82)は危うさを感じている。「戦争は少しずつやってくる。うさぎのように耳をぴんと立てていないと、その足音はわからない」と警告する。(東京新聞12月25日付=安藤恭子)

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 「今また戦争への『始まり』をやろうとしている」。高木さんの目には、安倍内閣の動きがそう映る。開戦の日や特定秘密保護法の施行など、今月は平和にかかわる重要な節目があった。それらが、慌ただしい選挙や華やかなクリスマスのムードの陰で、かすんでしまったと感じている。
 近年は肺炎などで療養中だが、体調を見て取材には応じている。衆院選の終盤、本紙に寄せたはがきで「命をかけてお願いします。『秘密保護法をつくらない人』『憲法を絶対守る人』に一票を」と記した。
 安倍首相肝いりで施行された秘密保護法は、第二次世界大戦時の治安維持法に似ている、と高木さんは思う。国民は多くの犠牲が出た戦線の実態は知らされず、政府に反発する宗教家や劇団員らが検挙された。
 二度と同じ道をたどってはならない。「戦争を起こそうとするのは人の心。起こさせないゆにするのも人の心」と、全国で開いた講演は1400回に上る。

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 高木さんは東京都墨田区に生まれた。神奈川県の知人宅に疎開中だった12歳の時、東京大空襲があり、母と妹二人を亡くした。その年の夏には、疎開先の駅(二宮)で列車を待っていて機銃掃射に遭い、父は目の前で血を流して死んだ。
 「お国のために」と従軍看護婦を夢見た軍国少女だった。しかし、新聞にくるんだ父の骨を抱えた時、「両親や妹が何をしたのか。戦争を始めたのはだれなのか」と怒りが芽生えた。そのわずか10日後、日本は敗戦。戦後、新しい憲法が成立し、「戦争の放棄」をうたった9条の文面が、太陽のようにまぶしく、尊く見えた。
 第三次安倍内閣は、新しい防衛相兼安全保障法制担当相に、中谷元・元防衛庁長官を起用。集団的自衛権の行使を容認した閣議決定を踏まえ、来年の通常国会で安全保障に関する法律の改正案を提出する方針だ。衆院選での与党勝利を原動力な加速しそうな改憲の動きを、「ガラスのうさぎ」に反戦のメッセージを込めた高木さんは「とても怖い」と言う。
 「平和はアリの穴のように少しずつ崩れていくのよ。今の20歳以上はもっと政治を監視していかなくてはいけない。戦争を知る最後の世代として、私も命を削ってでも憲法を守ってと訴え続ける」


】上掲の「平和憲法、曲がりそう」のチラシは05年3月6日に開かれた「東京大空襲60周年のつどい」のもの。その時の講師が高木敏子さんだった。
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