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zoom RSS 満洲・公主嶺小同窓会誌 第8章 エピソード −2−

<<   作成日時 : 2016/02/10 05:40   >>

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闇の中を、長さ1メートルほどの厚い板と荷物をもった男女が、三々五々公主嶺駅へ集まって来た。昭和12年の夏休みに入って数日後のことだった。(記録誌340頁)

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    月ケ浦での海浜学校
        工藤安男(31回生)


 海浜学校に参加する男子15名、女子21名、先生2名だ。各々が持っている板は、あるときは寝台となり、あるときは波乗り板ともなる如意棒だ。
 汽車に乗ると、早速板を座席と座席の間に渡し、御座敷の出来上がりだ。うれしくて眠れない。先生にたしなめられ、むりやりに寝かされた。夜が明ければ大連だ。眠い眼をこすりこすり、旅大線に乗り換えて、夏河家子(かかかし)で下車した。ポプラの花咲く満鉄のキャンプ村を通り、月ケ浦東郷寮へ向かった。

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 海浜学校では午前、午後海に入った。昼食後は昼寝だ。毛布を半分にして腰にグルグル巻きにし、丸太棒のようになって寝た。午後の遊泳のあと、おやつが出た。ミカンやパイナップル、リンゴなど色々な果物をシロップで煮たようなものだった。美味しかった。「ポーズ」をとって、皆で写真を写した。
 写っている皆さん、お元気でしょうか、なつかしい、お会いしたい。写真の最前列ド真ん中にいるのが私です。

】旅大線=満鉄の「連京線」(大連⇔新京)の終点・大連から旅順に行く支線。右は本文の中国訳。
 

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