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zoom RSS 満洲・公主嶺小同窓会誌 第8章 エピソード −17−

<<   作成日時 : 2016/03/01 06:19   >>

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昭和9年から13年まで公主嶺小学校で教鞭をとった荒井 翠先生。34回生の大橋道男さんがこのシリーズ(352頁「幼き日の二人の先生」)で、先生に寄せる甘い思いを書きつづっている。先ずそこから始めよう。

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  公主嶺懐古の歌七首
    水尾 翠(旧姓荒井・教職員)


 「荒井 翠先生。眼鏡の中の優しい眼差し、紺色のセーターが似合ったふくよかな胸は、子どもの目にも魅力的だった。・・・・・・虚弱だった私は、四大節の式や朝礼が長いとよく貧血を起こした。青くなって気を失いそうになるとスット先生が近寄って来られ、抱きかかえて衛生室へ運んでくださった。淡い甘い思い出である」。
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・まぎれゆくことなき記憶深く持つ
 わが青春の虹かけし土地(つち)
・楡 青柳(やなぎ) 月夜にながき影おくか
 おもひ杳(はる)けし公主嶺の町
・ほの青き炎たつかと思ふまで
 樹々一せいに萌えゆく五月
・ねじあやめつつましくして咲き揃う
 敷島台の花の風炎
・ねじあやめ紫淡き花びらを
 細く展(の)べたりその花茎に
・ロシア墓地に風車を染めて没(お)つる陽(ひ)の
 さびしき色のいまも顕(た)つあり
・ロシア墓地に罪なき民等刎(は)ねられし
 記憶もわれらの負うべき歴史

              (34回生「会報」7号より)

【注】荒井 翠先生は存じ上げないが、生徒たちにとっては憧れの人。詩歌もよくした。右写真は満洲に多い「ねじあやめ」、下は中国文訳。
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