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zoom RSS 満洲・公主嶺小同窓会誌 第8章 エピソード −31−

<<   作成日時 : 2016/03/19 05:42   >>

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公主嶺に佐竹という駅長がいた。俺は鉄砲撃ちの名人だと、いばるほどの名人にふさわしいきじ撃ちの達人だった。土曜から日曜にかけての遠出のきじ撃ちは大したもの、ちよっと出かけて麻袋に一ぱい獲って来ることは珍しい事ではなかった。それほどきじの多いところでもあった。(記念誌353頁下段)

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  きじ撃ちの名人の話
      高橋源重(教職員)

 
 公主嶺から四里(ママ)ほど離れた所に、懐徳という街があった。そこにある孔子廟の祭りに招待された。秋の取り入れも終わったころで、佐竹駅長も猟銃を持ち、自慢のセッターを連れて、一緒にトラックに乗った。
 十月の終わりといえば満洲ではもう寒かった。コーリャン畑を斜めに道が走っていた。

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 そのコーリャン畑にいるわいるわ、幾十羽のきじがうようよと餌をあさっていた。道といわず、畑といわず、そこへトラックが通るとちょっととびのいて、車が過ぎるとまたもとの所へかえって、餌をあさった。それを車を止めてはズドンと一発やり、少しいっては一発という具合で、懐徳へ着くまでにすでに20数羽を射止めていた。まったく愉快な話であった。(私家版『回顧不老』から抜粋)
】昭和17年公主嶺は、人口が3万人超えたことで「街」から「市」になった。今風の住居表示でいえば、満州国吉林省懐徳県公主嶺市と表示することになった。なお、右は中国語訳文。

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