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zoom RSS 満洲・公主嶺小同窓会誌 第8章 エピソード −20−

<<   作成日時 : 2016/03/04 07:05   >>

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白雲寮は鉄北地区楠町二丁目の西にあり、満鉄社宅と共に、地方事務所管轄の満鉄社員の独身寮であった。寮の前は広い草原になっていた。(記念誌347頁上段)

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  白雲寮の青年四人組
   瀬戸屋幸雄(旧姓村上・教職員


 一部屋の大きさは六畳くらいで、寝台と机と椅子と押し入れがすべてであった。部屋の数は12、3室、寮生は全部で15,6人もいたであろうか。
 古参の松本、大西両先生は一人で一部屋を専有していたが、新参の私は古谷文太郎先生と二人で一部屋しかもらえなかった。同じ寮生でも、なぜか職域によって交際もなく、全く没交渉の状態であった。

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 食事は定められた時間内に、各自が食堂へ行ってすますという具合で、入浴もこれに準じていた。昼になると、小学校の中国人のボーイさんが、白雲寮に行って、アルミの弁当箱の蓋に釘で名前を書いた4人の弁当を取ってきて、職員室の私たちの机の上においてくれた。
 ときどき4人で相談して、夕食も少なめにして泰平橋を渡り、「大公」や「いろは」に通った。酔うと「モシモシカメヨ」を歌って座敷中を腹這いになって回ったり、新聞紙を丸めて頭を叩き合ったり、酢味噌だけをお代わりして喜んでいた。

】右写真は「白雲寮」(大正11年に完成)。昭和58年8月、訪中団の天笠文弥さんが撮ったもの。寮の正面。

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