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zoom RSS 満洲・公主嶺小同窓会誌 第8章 エピソード −41−

<<   作成日時 : 2016/04/04 05:53   >>

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公主嶺駅をへだてた一角に、ロシア建ての構内食堂があり、私はここを経営していた伯父井本賢治夫妻から父母同様に可愛がられた。この食堂は駅員や満鉄関係の方々が利用されていたらしい。(記念誌358頁下段)

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   構内食堂の伯父たち
       井村輝昭(32回生)


 調理場に入ると左手に四畳半ほどの畳敷きがあり、その横の土間に、ラセン状の大きな冷却器が載った冷蔵庫があった。調理台の奥にはフードのついた大きなカマドがあり、この上で煮物や焼き物の料理がおいしそうに味付けされていた。調理場の奥の一室には、大テーブルの上に白布が敷かれ、ここは会食・宴会などに利用されていたようだ。また別室の大食堂は小卓が沢山置かれ、朝・昼・夕食がここでとられていた。クリスマスにはツリー等も飾られ、サンタクロースに扮した小父さんもいた。
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 この構内食堂で伯父、伯母の手伝いをするため、母たち三人姉妹が小倉から渡満した由である。この伯父も、風邪がもとで肺炎となり、昭和14年に急逝された。このため気の毒にも若後家となった伯母(母の姉)は転業され、私がこの食堂に行く機会もこれが最後となった。食卓の横で母に抱かれた写真を見るたびに、母のぬくもりが感じられてくる。
【注】右写真 右(公主嶺駅)から二軒目の2階建てが構内食堂
 

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