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zoom RSS 満洲・公主嶺小同窓会誌 第8章 エピソード −42−

<<   作成日時 : 2016/04/16 12:31   >>

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家が桜町で高野山のお寺をしていた関係で、年中行事にもそれぞれの思い出がある。なかでも節分とお盆はその感が強い。年が明け節分の二、三日前になると、大豆を沢山いり、福豆袋に入れて約200個分を用意する。(記念誌359頁上段)

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    大師寺の節分とお盆
        水谷清遵(32回生)

 
 当日の夜は、本尊の前に壇を設けて火をたき経をとなえ厄除け祈願が始まる。参詣の信者は本堂で輪になり、一つの玉が野球ボールの大きさの木製数珠を経をとなえながら手送りで回す。一段落すると、年男が立ち豆をまく。翌日から立春であるが、そとは凍りつくような寒い夜であった。
 初夏も過ぎ7月のお盆が近づくと、四角筒紙製の灯ろう百個ぐらいが本堂の天井から吊り下げられ、檀家の註文により先祖の名、または他界した家族の戒名が書き込まれていく。一方、木の板を腹合わせた程度の舟も持ち込まれる。15日の夜、お施餓鬼法要が終わると舟の中にお供えのお花、果物、菓子などを積み、舟を荷車に載せる。信者はロウソクに点火した灯ろうを持ち、荷車を引きながらお寺を出発、泰平橋を渡り行列は水源地に到達する。池に舟をおろし灯ろうを浮かべる。水面にゆれる灯りの幻想的な光景はいつまでも脳裏に浮かんでいる。

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