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zoom RSS 満洲・公主嶺小同窓会誌 第8章 エピソード −60−

<<   作成日時 : 2016/05/14 05:48   >>

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父が公主嶺の消防隊長を退職し、住みなれた官舎からぐっと小さな家に引っ越したときの話です。その家のお風呂は、話には聞いたことがある五右衛門風呂でした。(記念誌368頁上段)

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  五右衛門風呂に苦心
   堀内慈子(旧姓大友・35回生)


 始めて見た私には、どうしてこれがお風呂で、どうして入るのか。小学校3年生の頭では、なかなか考えることができませんでした。
 兄(敏通・28回生)と姉(聖子・29回生)はなんなく先に入りました。私の入る時間が迫ってくると、どうして入ろうかという悩みで、頭の中は一杯になりました。この時ばかりは兄と8歳、姉と7歳の年齢差を恨めしく思いました。両親は自分のことは自分でしなさい主義ですから、教えてくれません。

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 お風呂場に行き何回か失敗して、はっとひらめいたのは前に聞いたことのある弥喜多の話でした。たしか下駄を・・・・・・と思い出し、母が心配して見にきたときは、得意な顔をして入っていました。
 その後は簀(す)の子をうまく沈めて入ることも上手になり、毎日楽しくお風呂に入りました。
 引き揚げてからは五右衛門風呂には一度もお目にかかりませんが、またいつかどこかで幼い思い出の五右衛門風呂に入りたいものと思っております

】右写真は公主嶺消防隊(円内は大友吉太郎隊長)。昭和19年、大友隊長退任後は永井時三郎(戦後私の養父)が隊長に就任した。

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