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zoom RSS 公主嶺小同窓会誌 第7章 エピソード −10−

<<   作成日時 : 2016/06/18 05:41   >>

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公主嶺と四平街の中間にあった郭家店(かっかてん)には杏(あんず)の花の咲く公園がありました。蒙古のパプチャプ将軍が進軍中、駒を休めて杏の花を眺め、以来そこがパプチャプ公園と名づけられたとのことです。(記念誌272頁下段)

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   パプチャプ公園の杏
       前田綾子(25回生)

 
 私の家は公園の近くにあり、公主嶺小学校まで汽車通学していました。
 寒い厳しい長い冬から解放されて草木は芽を出し緑に包まれ春は、子供のころ待ち遠しいものでした。五月になると杏の花が咲き始め、日ごろ静かな小さな町の郭家店駅は花見客でにぎわい、春の訪れを知ったものです。私はよくその時期、黄昏の人気のない公園を訪れ、妹と一緒に花の香りの中を走り回ったものです。花の散るころは、落ちた花びらを投げあって遊びました。自宅の庭のようにして・・・・・・。

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 私にとって杏の花は、汽車通学、学友、赤い夕日、公主嶺駅の給水塔、カラスの群れ、スケート等々とともに、次々に小学校時代が走馬灯のように消えては浮かび、浮かんでは消え、はてしなく思い出がよみがえり、しばし、時を忘れさせてくれるものです。
  敗戦故追われて離れし満洲なれど
  何かにつけて思い出しぬる

】右写真 杏の花、満洲では「花見」といえば杏をみること。

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