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zoom RSS 公主嶺小同窓会誌 第7章 エピソード −26−

<<   作成日時 : 2016/07/14 05:14   >>

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旧校舎講堂の右側に衛生室があった。部屋は普通教室より広かったように思えた。ここで人工太陽灯の照射をうけた。ドームのような照射室にパンツ一枚で入り、紫外線よけの遮光メガネをかけ、戸外の寒さを忘れて、その暖かい光を浴びたものである。(記念誌280頁下段)

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    衛生室の人工太陽灯
         天笠文弥(29回生)


 十分間ほどの短い時間ではあったが、裸でのつき合いができた楽しいひとときであった。
 また肝油の投与もあった。これは希望者だけで有料であったと覚えている。休み時間になると、列を作って大きく口を開け、浣腸器のようなもので黄色透明なトロッとした液を流し込んでもらう。その味は何とも嫌なまずいものであったが、その口直しにドロップスが一つ貰えた。

 学校で堂々とドロップスがなめられるので、栄養補給よりもドロップスが目当てだったかもしれない。先生の目を盗んで三つも失敬する腕のいい級友もいた。
 いま思うとあのころ、人工太陽灯の照射、肝油投与、洗顔など、子供の健康管理に大きな貢献をしてくれた衛生室であり、なつかしい思いのする衛生室である。

】中国語訳文
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