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zoom RSS 公主嶺小同窓会誌 第1章 エピソード −14−

<<   作成日時 : 2016/09/17 06:26   >>

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 折角満開の桜花も昨日からの風と雨で、まるで雪が舞うように散り始めた。その花弁(はなびら)を両手に受け、私は公主嶺に咲いていた四季の花々を思い出した。(記念誌30頁下段)

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   蒙古風と四季の花々
           塩原鈴枝(27回生)

 
 満州の冬は長く、5月にならないと春は訪れて来ない。春を知らせる蒙古風、二重窓を越えて吹きこむ砂塵、そのころから一せいに咲きだす杏の花、小学校の遠足はこの杏の花と共に始まる。
 公主嶺の隣の郭家店(かっかてん)にあるパブチャブ公園へのお花見の遠足。そして敷島台の広い野原に咲くネジアヤメ、タンポポ、ボタン雪のように舞う柳の綿、暑い夏に咲くダリヤ、カンナ。夏の終りのころに咲くコスモスの花、それぞれ四季を通じて見た懐かしい思い出の花。そして秋を飛び越して冬が駆け足でやってくる

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 1983年8月に懐かしい故郷公主嶺をたずね、母校の校門に入ったとき、両側の広い庭に赤い絨毯を敷きつめたように、サルビアの花が一面に咲いていた。「ああ、中国にも咲いているわ」 ・・・・・・異口同音に声が上がった。なつかしい公主嶺、花咲くころに、もう一度たずねて行きたい。私の願いの花である。
】■中国の匂い
 蒙古風が吹き始めるようになると、冬中、泰平橋のたもとにいた糖胡蘆(たんほーろー)売りは姿を消す。山査子(さんざし)やナツメの実に赤い飴をかけ、団子のように串にして高粱の殻の苟(つと)に差して売っていた。 なお、写真はサルビア。

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