満州っ子 平和をうたう

アクセスカウンタ

zoom RSS 公主嶺小同窓会誌 第6章 エピソード −6−

<<   作成日時 : 2016/11/25 07:05   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

 昭和3年ごろの公主嶺小学校にウラジミール・ジュコフスキーという名の碧い目の上級生がいた。私より4歳上の兄と同級生だったから、21回生ということになる。この方のお父さんは農事試験場に勤めておられ、一家は場内のロス建て社宅に住んでいた。(記念誌210頁下段)

画像
   ウラジミルさんの鳩
         山下次雄(25回生)

 
 家族は両親の他に、2,3歳違いのアレクセイという兄さんがいた。アレクセイさんは、当時の長春の上級学校に入っていて、週末とか、夏冬の休暇には公主嶺に帰って来たようだ。
 文集「ふたば」2号に、6年生のウラジミルさんが書いた「伝書鳩」という一文が載っている。それを読んで、ウラジミルさんの家に大きな伝書鳩の鳩舎があって、伝書鳩が数十羽いたのを思い出した。
 ある日、その一番(ひとつがい)をもらい、我が家に持ち帰って急拵えの鳩小屋で飼ったことがあった。数日たって空に放したところ、上空を1,2回旋回したあと、ためらうことなくウラジミルさんの家のある北東の方向に飛び去ってしまった。伝書鳩の帰巣本能を知らなかった兄と私の失敗だった。間もなく、ウラジミルさん一家は公主嶺を去り、その消息は絶えた。

公主嶺には「鳩部隊」というのがあった
画像

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
公主嶺小同窓会誌 第6章 エピソード −6− 満州っ子 平和をうたう/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる